- セブ島でIT留学ができると聞きました
- セブのIT留学のメリット・デメリットも知りたい
- 具体的な内容や学校について教えて欲しい
「将来のために何かスキルを身につけたい…」「どうせ学ぶなら、世界で通用する人材になりたい…」そんな思いでIT留学を検討されている人もいるのではないでしょうか?
なぜ、数ある留学先の中からセブ島のIT留学が選ばれるのか?本当に英語力ゼロ、IT未経験からでも大丈夫なのか?
この記事では、そんな疑問や不安を解消するためにセブ島IT留学の魅力からリアルな実情、成功の秘訣まで、専門家の視点と卒業生の体験談を交えながら解説していきます。
本記事の内容
- セブ島IT留学が注目されている理由
- IT留学で学べる内容
- セブ島IT留学のメリット・デメリット
- IT留学のおすすめ校
- 体験談・口コミ
なぜ今セブ島IT留学が注目されるのか?基本情報を解説
IT留学と聞くと、アメリカのシリコンバレーや物価の高い欧米諸国をイメージするかもしれません。
しかし今ではIT留学の新たな選択肢として、手軽さ・価格・英語学習などの部分が評価されフィリピンのセブ島が注目を浴びています。
セブ島のIT留学とは?
セブ島IT留学の最大の特徴は、「プログラミングなどのITスキル」と「英語力」を同時に、しかも短期間で集中的に学ぶ一挙両得な留学スタイルです。
IT留学を提供する多くの学校では、午前中はマンツーマンレッスンで英語を学び、午後は少人数のクラスでITスキルを学ぶというハイブリッドなカリキュラムが組まれています。
これにより、ITの知識を英語でインプットし、英語でアウトプットするという実践的な学習が可能になるわけです。
なぜフィリピン・セブ島がIT留学先として人気なの?
IT留学先セブ島が選ばれるのには、3つの理由があります。
- 圧倒的なコストパフォーマンス:欧米留学の1/2〜1/3程度の費用で、質の高い教育が受けられる
- マンツーマン中心の英語教育:英語力ゼロの方でも、自分のレベルに合わせて着実にスピーキング力を伸ばせる
- ITスキル未経験者への手厚いサポート:初心者・未経験者を対象としており、ITスキルを基礎から丁寧に学べる環境が整っている
さらに言うと、セブ島留学では滞在先や食事も提供され、より学習に集中しやすい環境も魅力です。
また時差や渡航距離も短いのも地味に嬉しいポイントで人気を集めている理由になっています。
IT留学のコース内容とカリキュラム例
多くの学校では、英語とITを組み合わせた独自のカリキュラムを提供しています。ここでは一般的な例をご紹介します。
プログラミング言語
Webサイト制作の基本となるHTML/CSS、JavaScriptから、Webアプリ開発でよく使われるPHP、Ruby、Pythonなどを学びます。
初心者でも挫折しないよう、基礎の基礎から丁寧に教えてくれるのがセブ島流です。
Webデザイン・Webマーケティング
プログラミングだけでなく、ユーザーにとって使いやすいサイトを設計する「UI/UXデザイン」を学ぶこともできます。
また作ったサイトを多くの人に見てもらうための「SEO(検索エンジン最適化)」「Webマーケティング」の知識も同時に学べるコースもあったりします。
AI(人工知能)関連
近年ではAI時代とも言われ、WEB開発や検索行動などが変わりつつあります。
その次代に追従するためにもAIを学び、活用するスキルなどもカリキュラムの一環として取り入れ始めている学校も出てきており、今後も加速する可能性が大いにあります。
英語学習
セブ島のIT留学では英語もしっかりコース内容の一つとして確立されています。例えば以下のような配分です
- 午前4コマ:マンツーマンレッスン中心の英語レッスン(日常英会話、IT英語など)
- 午後4コマ:少人数制のIT授業(プログラミング、デザインなど)
午前中にインプットした英語を、午後のIT授業で早速アウトプットしていくこともでき、効率的に2つのスキルアップが期待できます。
この英語学習との組み合わせ技がセブ島IT留学ならではの醍醐味です。
実践的なプロジェクト学習
知識を学ぶだけでなく、留学の最後にはオリジナルのWebサイトやアプリケーションを自分の成果物として開発するケースがほとんどです。
これは、就職・転職活動で自分のスキルを証明する「ポートフォリオ」にもなるので、面接時などにもアピール材料を増やすことができます。
セブ島IT留学|5つのメリット
ここまでセブ島IT留学でどのような内容が学べるのかを解説しました。続いてセブ島IT留学のメリットを5つにまとめていきます。
1.英語力とITスキルを同時に効率よく習得
最大のメリットは、英語とITスキルを同時に学べる点に尽きます。日本で別々にスクールに通えば、膨大な時間とお金がかかります。
セブ島なら、集中できる環境で一気に両方のスキルを習得でき効率的な時間を過ごしていくことができます。
2.欧米留学よりコストが安い
欧米に1ヶ月留学する費用で、セブ島なら3ヶ月以上の留学が可能です。
浮いた費用をさらなる学習期間に充てたり、現地での体験に使ったりと、選択肢が大きく広がります。
留学にかかるコストを低く抑えることができるのはチャレンジのハードルを下げてくれることにも繋がります。
3.マンツーマンレッスン・少人数制の授業
セブ島のIT留学では、フィリピン留学の代名詞とも言えるマンツーマンレッスンが受けれるのもメリットです。
英語が苦手な方でも、周りの目を気にせず学習に取り組むことができます。
ITの授業も少人数制のため、一人ひとりの進捗に合わせて講師が丁寧にサポートしてくれます。これは日本でよくある集団授業形式のスクールとは異なるメリットです。
4.実践的なカリキュラムとキャリアサポート
卒業後のキャリアを見据えた実践的なカリキュラムが組まれているため、未経験からIT業界へのキャリアチェンジや、海外就職といった目標も現実的になります。
多くの学校では、履歴書の書き方指導や就職先の紹介といったキャリアサポートも充実しています。
5.温暖な気候で異文化体験も可能
年間を通して温暖なセブ島は、心身ともにリラックスして学習に集中できる環境です。
休日は美しいビーチでリフレッシュしたり、現地の人たちと交流したりと、日本では味わえない異文化体験が今の価値観を大きく広げてくれます。
セブ島IT留学|4つのデメリットと注意点
もちろん、セブ島のIT学習留学は良いことばかりではありません。留学を成功させるために、事前に知っておくべきデメリットも正直にお伝えします。
1.IT学習と英語の両立が難しい
IT学習と英語との両立が難しいという部分が最大のデメリットになると言えます。
これは多くの留学生が直面する壁です。一見、両方とも学べてお得と思われがちですが、「想像以上にハードだった」という声はよく聞きます。
毎日が新しいことの連続で、予習・復習をしないと授業についていけなくなることも想定しておくといいでしょう。
2.意外と出費がかさむ
学費や滞在費以外にも、航空券、海外旅行保険、ビザの延長費用、現地での食費や交際費などが必要です。
これらを考慮せずに予算を組むと、後で苦しくなる可能性があるので注意しましょう。現地で勉強だけに集中しようと思っても、誘いなどを受けて外出する機会も意外と多いものです。
3.事前学習をしないとついていけない
「完全初心者向け」と謳っていても、最低限のタイピングスキルやITに関する基礎用語を知っているだけで、スタートダッシュが大きく変わります。
授業に出ればスキルが手に入ると思わずに、事前知識は簡単でもいいのでインプットして留学に望むと効果的です。
「Progate」や「ドットインストール」といった学習サイトで少し予習しておくだけで、現地の授業の吸収率が格段に上がります。
前述の通り英語学習も重なり大変になることは目に見えているからこそ、事前学習は大切です。
4.日本とは異なる生活環境への適応が必要
水道水が飲めない、Wi-Fiが不安定なことがある、交通渋滞が激しいなど、日本の快適な生活とは異なる側面はデメリットと言えます。
最初は戸惑うかもしれませんが、これも異文化理解の一部と捉え、柔軟に対応する力が必要になります。
事前にセブ島留学経験者や現地生活に詳しい人に相談したり、雰囲気を確認しておくのもおすすめです。
セブ島のIT留学でおすすめな学校3選
ここではIT留学を提供しているセブ島の学校を3校をご紹介します。
Kredo
「英語で学ぶIT留学」のパイオニア的存在です。ITの本場であるシリコンバレーで採用されている最新の教育メソッドを導入し、実践力を徹底的に鍛えます。
卒業生のキャリア実績も豊富で、サポート体制の手厚さには定評があります。未経験者に最もおすすめしやすい学校の一つです。
Seed Tech School
より実務に近い形で学びたい方におすすめ。実際の開発現場と同じ手法(アジャイル開発など)を取り入れたプロジェクトベースの学習が特徴です。
チームで一つのプロダクトを作り上げる経験は、就職後にも必ず活きてきます。
ACTHOUSE
フリーランスとして独立することに特化したユニークな学校。プログラミングやデザインだけでなく、営業方法や案件獲得のノウハウまで学べます。
留学中に実際の案件に挑戦する機会もあり、卒業後すぐに独立したいという方に最適です。
セブ島IT留学にかかる費用は?内訳と節約術
セブ島のIT留学でかかる費用を期間別にご紹介します。留学費用を節約するコツも合わせてお伝えしていきますので是非チェックしてみてください。
期間別(1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月)の費用目安
期間 | 学費・滞在費の目安 | 航空券・その他諸経費の目安 | 合計目安 |
---|
1ヶ月 | 30万円~50万円 | 10万円~15万円 | 40万円~65万円 |
3ヶ月 | 80万円~130万円 | 15万円~25万円 | 95万円~155万円 |
6ヶ月 | 150万円~250万円 | 20万円~35万円 | 170万円~285万円 |
※上記はあくまで目安です。学校のコースや滞在する部屋のタイプ、現地での生活スタイルによって大きく変動します。
費用を安く抑えるためのコツ
なるべく賢く抑えられる費用は下げていきましょう。下記3点が代表的なコスト削減方法です。
- 航空券を安くする
⇒LCC(格安航空会社)を利用することで安く抑えることができます。また早めに取ることで航空券の値上がりを防ぐことができます。留学が決まったらすぐに取るのがおすすめです。
- 学校のキャンペーンを活用する
⇒時期によって「〇週間以上の申し込みで〇万円割引」といったキャンペーンを実施している学校があります。学校やエージェントに確認してみましょう。
- 複数人部屋を選ぶ
⇒1人部屋よりも2人部屋、4人部屋の方が滞在費を抑えられます。部屋タイプは学校により異なるため確認が必要です。
セブ島IT留学の評判・体験談を紹介
セブ島でIT留学をされた方々の実際の意見や感想についてお伝えしていきます。
卒業生からの感想
▼Aさん / 28歳・元営業職 / 留学期間6ヶ月
ITとは無縁の営業職でしたが、将来性に不安を感じてセブ島IT留学を決意。最初は英語もITもチンプンカンプンでしたが、マンツーマンレッスンと仲間の支えで乗り越えられました。
卒業制作でECサイトを構築し、そのポートフォリオが評価され、都内のWeb制作会社への転職に成功しました!
▼Bさん / 24歳 / 留学期間1ヶ月
「何より、同じ目標を持つ仲間と24時間一緒にいられたのが大きかったです。授業で分からないところを教え合ったり、週末は一緒に海に出かけたり。一生の友人ができました。」
▼失敗談(Cさん・30歳)/ 留学期間3ヶ月
「事前学習を全くせずに行ったことを後悔しています。最初の1ヶ月は、パソコンの基本操作と英語の基礎で終わってしまい、周りとの差に焦りました。留学前にProgateなどを一周でもやっておけば…と何度も思いましたね。」
英語力・ITスキルはどの程度伸びた?
実際にIT留学でスキルアップできたのか?についての感想の一例を抜粋しています。
▼3ヶ月の例
- ITスキル:HTML/CSS, JavaScriptの基礎を習得し、簡単なWebサイト(ポートフォリオサイトなど)を自力で公開できるレベルになった。
- 英語力:日常会話に困らなくなり、英語での簡単な自己紹介や質疑応答ができるレベルにはなった。
▼6ヶ月の例
- ITスキル:PHPやRubyといったサーバーサイド言語を学び、データベースと連携したWebアプリケーション(掲示板やSNSなど)を開発できるレベルになった。
- 英語力:英語での簡単なプレゼンテーションや、ITに関する専門的な議論ができるレベルに。
セブ島IT留学後のキャリアパス
セブ島でIT留学を終了した人たちはどんな今後を歩んでいくことができるのかも見ておきましょう。
ここではセブ島で手に入れた「ITスキル×英語力」を活かすことができるキャリアの一例を紹介していきます。
国内・海外企業への就職・転職
まず考えられるのはWebエンジニア、プログラマーとして国内のIT企業への就職です。外資系企業や、海外に拠点を持つ日系企業への道も開かれます。
あるいは英語力がビジネスレベルでできれば、外資系企業など選べる企業の数が圧倒的に増えます。フィリピンにもオフショア開発を手掛ける企業で英語とプロジェクト進行力・ITスキルを活かして働いている人もいます。
フリーランスエンジニアとしての独立
場所を選ばずに働けるフリーランスという選択肢も現実的な選択肢としてあり得ます。
英語力が備わっていれば日本の案件だけでなく、海外のクラウドソーシングサイトで英語を使って案件を獲得することも可能になります。
安定して稼ぐためには案件を取るための営業力や人脈も必要になってきます。
起業・サービス開発への挑戦
直接的にITスキルを活かすエンジニアやデザイナーという枠を超えて、起業をするという方も数は少ないですがいます。
フリーランスも起業の一部かもしれませんが、ここで言う起業やサービス開発は一緒に働ける仲間を集めてチーム体制の下で活動していくイメージです。
ITスキル以外に、サービス開発づくり、営業、折衝能力、会計など事業運営上の課題にも対応しなくてはならないため大変ですが、その分大きなやりがいをもたらします。
まとめ
セブ島IT留学は、これからの時代に必須の英語力とITスキルを同時に習得できる最強の自己投資です。
メリットは、徹底的な学習環境、生活費・学費の安さ、そして多様なキャリアパスの可能性です。
一方で、英語とIT学習を両立する難しさや共同生活に関するデメリットもありますが、それらを乗り越えることで、日本では得られない自信と価値観が手に入ります。
今回の内容を参考にセブ島のIT留学を検討されてみてください。セブ島留学バディーでは、IT留学に限らず本気で英語力を伸ばしたい人向けの学校提案も行っています。是非お気軽にご相談下さいませ。