- フィリピンのどの都市やエリアで留学できるの?
- セブが有名らしいけど他にもある?
- 各都市の特徴や、選び方を教えてほしい
このような質問をフィリピン留学・セブ島留学をご検討し始めた方からよく頂きます。
そこで今回はフィリピンで語学留学できる代表的な留学都市を5つご紹介していきます。
各エリアの特徴や違いを説明しますので、「自分に合っていそうな場所」を探す参考にしてみてくだい。
フィリピン留学は7つの都市・エリアが主流
セブ島
セブ島は首都マニラに次ぐ第二の首都で、フィリピン経済の中心地の一つです。
そのため、街は非常に賑やかで大型のショッピングモールや歓楽街、病院などが点在するため生活には困りません。
マニラを東京と例えるのであれば、セブ島は大阪のように近い街です。
セブ島は青々しい海のイメージが強いですが、ビーチが広がるリゾート地は後述するマクタン島になります。
そんなセブ島はフィリピンを代表する留学都市で、語学学校全体の約半数近くがこのエリアに集中します。
人気度もNo.1で、特にこだわりが無ければセブ島の中から語学学校を探せば自分にあったスクールを見つけることが可能です。
平均気温 | 27℃ |
人口(2022年時点) | 300万人 |
治安 | フィリピンの中では安定しているが、スラム街などはまだまだ存在しているため、貧困層エリアには近づかないことが必要 |
日本人留学生の多さ | 日本人から一番人気のため多いが、他の国籍の学生も多い |
渡航時間(成田出発) | セブマクタン空港まで5時間弱 |
こんな方におすすめ | 沢山の選択肢の中から学校を選びたい方 / 生活の利便性・歓楽街もあったほうがいいという方 |
セブ島のステータス
▼フィリピン・セブ島留学のことが網羅的に分かる以下の記事も参考にどうぞ。
マクタン島
セブ島と橋1本で繋がっている小さな島がマクタン島です。マクタン・セブ国際空港がある場所でもあり、セブ島観光の玄関口でもあります。
セブ本島ほどの利便性は期待できませんが、観光・ビーチなどで有名で世界中から常に外国人観光客が訪れることから、リゾート気分が味わえる場所です。
そんなマクタン島にも語学学校がたくさんあります。街の開発が進んできていることに加え、空港から近いこともあるため、新しい学校も続々と誕生しています。
空港からのアクセスが良いのも嬉しいポイントです。
平均気温 | 27℃ |
人口(2022年時点) | 40万人 |
治安 | フィリピン有数のリゾート観光エリアでもあるため、比較的いいと言える。セブ島同様にスラム街はあるため、夜の1人歩きは避けるのが無難 |
日本人留学生の多さ | 観光客含め日本人限らず多くの国籍で賑わう |
渡航時間(成田出発) | セブマクタン空港まで5時間弱 |
こんな方におすすめ | リゾート気分で留学したい方、ビートやマリンアクティビティも一緒に楽しみたい方 |
マクタン島のステータス
クラーク
クラークは、フィリピンの首都マニラから北に約100kmの距離にある都市です。
昔アメリカの空軍基地として使用されていた背景もあり、アメリカ人居住者も多く、リトルカリフォルニアの愛称でも知られています。
そんなクラークには、長年経営されている語学学校が数校あります。
アメリカ・イギリス・カナダなど欧米出身の講師も働いているため、クラークではネイティブスピーカーによるマンツーマンレッスンが安く受けられることも大きな魅力です。
日本人留学生はセブ島やマクタン島に行きがちな傾向が強いですが、穴場的で当社でもおすすめしている留学都市です。
日本からクラーク行きの直行便も出ています。マニラからの場合でも車で1時間半程度でアクセス可能です。
ゴルフも有名で、「英語+ゴルフレッスンコース」などユニークなカリキュラムも提供されています。
平均気温 | 27℃ |
人口(2022年時点) | 120万人 |
治安 | 治安はフィリピンの中でも良いと言われており、留学生にとっても安心して過ごせるエリア。中心都市アンヘレスの水商売系のお店に気をつければ問題はない |
日本人留学生の多さ | 日本人は少なく、韓国人留学生が多く、欧米人も多く住む都市 |
渡航時間(成田出発) | クラーク空港まで約5時間 |
こんな方におすすめ | なるべく日本人が少ないエリアで留学したい方、ネイティブスピーカーのマンツーマンレッスンも受けてみたい方、ゴルフ好きな方 |
クラークのステータス
バギオ
バギオはフィリピン留学発祥の地と言われている都市です。
語学学校に限らず、フィリピンの教育都市・学園都市としても知られ、多くの大学や高等教育機関が集まっているため教育水準の高さも謳われています。
また、標高約1,500mの高地に位置するため、年間を通して涼しい気候が特徴で平均気温は約21℃です。
そんなバギオでは、歓楽街や遊びの誘惑が周辺に少ないため、真剣に英語力アップを目指したいという意識の高い留学生が集まりやすい傾向にあります。
元祖スパルタ式教育を採用している学校も多いのがバギオ留学の大きな特徴でもあります。
日本からのバギオ行き直行便は出ておらず、留学の際は一度マニラまで行き、そこから団体バスで約4〜5時間ほどかけて行く必要があり、正直少し大変です。
平均気温 | 21℃ |
人口(2022年時点) | 40万人 |
治安 | フィリピンの中でも最も治安がいいと言っても過言ではないエリア、汚職関連も少ない秩序が保たれた都市 |
日本人留学生の多さ | ある程度はいるが、真面目にたくさん勉強したい日本人からは人気がある |
渡航時間(成田出発) | マニラまで4時間半+バギオまでバスで5時間 |
こんな方におすすめ | 涼しい環境でとにかく英語学習に集中していきたいという方、誘惑はなるべく減らしたいという方 |
バギオのステータス
イロイロ
イロイロ市は、フィリピンのパナイ島南部に位置する都市で、西ビサヤ地方の経済と文化の中心地です。フィリピン国内で最も歴史のある都市の一つであり、その街並みや文化的な遺産も魅力です。
勢いを感じるフィリピンの発展途上都市であり、現地の活気と成長を肌で感じながら生活できるのはイロイロならではの魅力です。
またマンツーマン授業の割合が多いのも特徴ですが、その割に留学費用がセブ留学と比べて安く、コスト重視で留学をしたい方にはおすすめです。
平均気温 | 28℃ |
人口(2022年時点) | 45万人 |
治安 | フィリピンの留学都市の中ではバギオの次に治安がいい |
日本人留学生の多さ | 他の留学都市と比較して少なめ |
渡航時間(成田出発) | マニラまで4時間半+イロイロまで1時間半 |
こんな方におすすめ | マンツーマン多めでなるべく安く留学したい人、落ち着いた環境で学びたい人 |
イロイロのステータス
バコロド
バコロド市は、フィリピンのネグロス島西部に位置する都市です。「微笑みの都市」として知られ、フレンドリーで温かい地元の人々が多いことで評判です。
バコロドは教育分野でも重要都市の一つとされていて、多くの大学などが集まる場所です。まだ語学学校の数は少ないですが、日本人が少なめの環境でゆったりと勉強に集中したい人には優れた環境です。
また、フィリピンの主要留学先(セブ島・マクタン島)と比較し、留学費用が安いのが特徴で、コスパを求めてバコロドを選ばれる方もいます。
平均気温 | 27℃ |
人口(2022年時点) | 56万人 |
治安 | セブ島と同等レベルあるいはそれ以下(盗難スリには注意が必要) |
日本人留学生の多さ | 他の留学都市と比較して少なめ |
渡航時間(成田出発) | マニラまで4時間半+バコロドまで1時間半 |
こんな方におすすめ | コストパフォーマンスを重視する人、自然や落ち着いた環境で勉強したい人 |
バコロドのステータス
ダバオ
ダバオは、フィリピン南部のミンダナオ島に位置するマニラ・セブに次ぐ第三の首都です。
フィリピンで最も犯罪率が低い都市の一つとしても知られています。
経済発展も進んでいるため、生活の利便性も高いですが、海や山など自然も豊かであるためメリットにも溢れるエリアです。
そんなダバオでは、まだまだ語学学校の数は少ないですが、日本からのアクセスが良くなれば今後学校の数も増えてくる可能性はあります。
現在は直行便の運行がなく、マニラかセブを経由していく必要があります。
平均気温 | 27℃ |
人口(2022年時点) | 200万人 |
治安 | 安全性は高いと言われているエリア、災害が少ない場所としても知られる |
日本人留学生の多さ | 留学先としてはまだ少なく、日本人の数も少ない |
渡航時間(成田出発) | マニラ / セブ経由で約6〜7時間(*乗り継ぎ時間除く) |
こんな方におすすめ | なるべく日本人が少ない環境でゆっくりと勉強をしていきたい方 |
ダバオのステータス
自分に合った留学都市・エリアの選び方をまとめます
ここまで、フィリピンの語学留学先として有名な5つの都市について解説しました。
自分にはどの都市があっているのか?を知るために、その選び方をまとめていきます。
都市選びで悩んでいる方は参考にしてみてください。
治安を重視する選び方
とにかく治安重視!安全第一の場所で留学したい!という方は、クラーク・バギオ・ダバオがおすすめです。
セブ島・マクタン島が治安が悪いかというと決してそうではありません。
交通量も多く、歓楽街なども多いため、日々の生活に気を付けつつ節度を保った留学生活を送れば過度な心配をする必要はないと言えます。
気候を重視する選び方
フィリピンは南国で、どこでも暖かい・暑いというイメージがあるかもしれませんが、そうではない場所もあります。
暖かい気候が好きな方は、セブ島・マクタン島・クラーク・ダバオが選択肢になります。
涼しい気候が好きな方はバギオ一択になります。
バギオは前述の通り、日本からのアクセスが良いとは言えないため注意が必要です。
留学のスタイル・利便性を重視する選び方
学校周辺の生活に関する利便性をどの程度重視するかによっても留学先の都市を選ぶことができます。
一例をあげると以下の通りです。
- 生活の利便性に優れるところ:セブ島
- それなりに利便性に優れるところ:マクタン島・クラーク・ダバオ
- 歓楽街など少ないところ:バギオ
学習環境の厳しさによって選ぶ
今回ご紹介した各留学都市の中には、それぞれ学習環境が厳しい学校・緩い学校があります。
例えば門限が決まっていて外出規制があったり、毎日の単語テストやペナルティ制度があったりと様々です。
フィリピン留学では、学習環境を3つの区分に分けて表現されることがあります。
スパルタ校はバギオに集まりやすい傾向です。セミスパルタ校は最も数が多く、どの都市にもあります。
ノンスパルタ校はセブに何校かありますが、数は少なめです。
まとめ:都市選びに悩む方は詳しい人に聞いてみよう
今回はフィリピンにある5つの留学都市について各エリアの特徴について解説しました。
まずは都市の絞り込みから行っていただき、語学学校の選定をされてみてください。
またセブ島留学バディーの学校一覧ページでは、皆さんのご要望や学習スタイル・こだわりに合わせて最新の学校が見つけられる「絞り込み検索機能」を実装しています。
フィリピン全体でも50校を超える語学学校があるため、是非活用してみてください。
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