フィリピン留学を経験した人の多くが悩むのが、現地生活での髪のダメージです。日本では問題なかったのに、留学後しばらくすると髪がきしむ、ゴワつく、指通りが悪くなると感じるケースは少なくありません。
原因としてよく挙げられるのが水質の違いや強い紫外線ですが、実はシャンプー選びやヘアケア方法によってダメージを大きく軽減できます。
この記事では、フィリピン留学中に髪が傷みやすくなる理由を整理したうえで、現地で買えるおすすめシャンプーや日本から持参すべきアイテム、さらに美容室事情まで詳しく解説します。
著者プロフィール
| 執筆者 | 田平優貴 |
| 監修元 | セブ島留学バディー |
| 略歴 | ・2ヶ月のセブ島留学を経験後、セブ島の語学学校マネージャーとして勤務 ・業界歴7年目 ・セブ島現地に拠点を置くエージェントとして累計1,000名以上の留学相談に対応 |
フィリピン留学中に髪がキシキシになる原因と水質
フィリピン留学中に髪質が変わったと感じる最大の理由は、日本とは大きく異なる生活環境にあります。
特に水質や気候条件は、毎日のシャンプーやヘアケアに直接影響を与えます。まずは、なぜ髪がきしみやすくなるのか、その根本的な原因を具体的に見ていきます。
水道水に含まれる硬度成分(カルシウム等)が髪に与える影響
フィリピンの水道水は、日本と比べて硬度が高い地域が多いとされています。
硬水にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が多く含まれており、これらが髪の表面に付着しやすい特徴があります。
カルシウムやマグネシウムが髪に残ると、キューティクルが開きやすくなり、手触りがゴワゴワしたり、指通りが悪くなったりします。
特にカラーやパーマをしている髪は影響を受けやすく、ダメージが一気に進行したように感じることもあります。
参考: 【お役立ち】水道水の硬度とお肌・髪への影響 – ナカソネ住設株式会社
強い紫外線と海水によるダメージのダブルパンチ
フィリピンは一年を通して紫外線が非常に強く、日本の夏以上の日差しを浴びる環境です。
紫外線は髪の内部タンパク質を破壊し、乾燥や退色を引き起こす原因になります。特に屋外での移動が多い留学生は、知らないうちに髪が大きなダメージを受けています。
さらに、セブ島などのリゾートエリアでは、海水に触れる機会も増えます。海水に含まれる塩分は髪の水分を奪いやすく、乾燥や枝毛を悪化させます。
硬水による影響と紫外線、海水のダメージが重なることで、短期間でも髪質が大きく変化したと感じやすくなるというわけです。
参考: 紫外線による髪へのダメージと予防対策の方法 | 薄毛(AGA)の原因・検査ならAGAメディカルケアクリニック
日本から持参したシャンプーが泡立ちにくい現象の理由
フィリピン留学に備えて、日本で使っているお気に入りのシャンプーを持参する人も多いですが、現地で使うと泡立ちにくいと感じるケースがあります。これは、前述した硬水の影響が大きな理由です。
日本製のシャンプーは軟水環境を前提に作られているものが多く、硬水では洗浄成分がミネラルと反応して泡立ちが抑えられてしまいます。
その結果、必要以上にシャンプーの量を増やしてしまい、逆に髪や頭皮への負担が大きくなることもあります。この現象を理解せずに使い続けると、洗っているのにスッキリしない、きしみが改善しないと感じやすくなります。
フィリピン留学中は、水質に合ったシャンプー選びや補助的なヘアケアが重要になる理由がここにあります。
現地調達派におすすめのフィリピンで買えるシャンプー
フィリピン留学中は、荷物をできるだけ減らしたいという理由から、シャンプーを現地で調達したいと考える人も多いです。
ここでは、留学生からの評価が高く、初めてでも使いやすい現地シャンプーを中心に紹介します。
圧倒的な人気を誇るCREAM SILK(クリームシルク)の実力
フィリピンで最も定番といえるシャンプー・コンディショナーブランドがCREAM SILKです。特にコンディショナーは現地で知らない人はいないほどの人気があり、ほとんどのスーパーで手軽に購入できます。
CREAM SILKは、強い紫外線や硬水環境で傷みやすい髪を前提に作られており、保湿力が高く、洗い上がりがしっとりするのが特徴です。髪のきしみや広がりを抑えたい人には特に向いています。
香りのバリエーションも多く、ココナッツ系やフローラル系など好みに合わせて選べる点も魅力です。
価格も非常に安く、数百円程度で大容量ボトルが手に入るため、留学生活のコストを抑えたい人にも適しています。
参考: CREAM SILK | Unilever
香りが良くてサラサラになるSunsilk(サンシルク)
Sunsilkは、若い世代を中心に支持されているフィリピン定番のシャンプーブランドです。日本でも一部商品が販売されていますが、現地ではラインナップが豊富です。
特徴としては、香りが良く、洗い上がりが比較的軽めでサラサラになる点が挙げられます。重たい仕上がりが苦手な人や、細めの髪質の人に向いています。
また、ダメージケアやボリュームアップなど、髪の悩み別にシリーズが分かれているため、自分の髪質や悩みに合わせて選びやすい点もメリットです。
硬水環境でも泡立ちやすく、日本製シャンプーから切り替えても違和感を感じにくい製品が多いです。
参考: Sunsilk | Unilever
現地のスーパーで買えるPANTENEなどの外資系ブランド
フィリピンでは、PANTENEやHead & Shouldersといった外資系ブランドも広く流通しています。これらは世界各国の水質や気候を想定して開発されているため、フィリピンの環境でも比較的安定した使い心地が期待できます。
特にPANTENEは補修力が高く、ダメージヘア向けのシリーズが充実しています。日本で使ったことがある人も多いため、成分や香りに対する不安が少なく、初めての現地調達でも選びやすいブランドです。
ただし、香りや使用感が日本版と微妙に異なる場合もあるため、最初は小さいサイズを試してみるのがおすすめです。
参考: Advanced Hair Care for Beautiful and Healthy Hair | Pantene PH
日本から持っていくべきヘアケア用品と選び方
フィリピン留学では現地でシャンプーを購入できる一方で、すべてを現地調達に頼ると髪のダメージが進行してしまう人もいます。
ここでは、最低限日本から持っていくべきアイテムと、その選び方を整理します。
使い慣れたシャンプーを旅行用ボトルで数日分持参する
留学初日から現地のシャンプーに切り替えると、髪や頭皮に刺激を感じることがあります。そのため、日本で普段使っているシャンプーを旅行用ボトルに詰め替え、数日から1週間分程度持参するのがおすすめです。
これにより、現地生活に慣れるまでの間、髪のコンディションを安定させやすくなります。
特に敏感肌や頭皮トラブルを起こしやすい人は、日本製シャンプーを完全に手放さないほうが安心です。
洗い流さないトリートメントやヘアオイルは必須アイテム
フィリピン留学において、最も重要といえるヘアケア用品が洗い流さないトリートメントやヘアオイルです。硬水によるきしみや、強い紫外線による乾燥ダメージは、シャンプーだけでは防ぎきれません。
タオルドライ後や外出前にヘアオイルをなじませることで、水分蒸発を防ぎ、枝毛やパサつきを抑えられます。小さめのボトルであれば持ち運びもしやすく、留学期間中を通して活躍します。
硬水対応やダメージケアに特化した日本製品の選び方
日本から持参するヘアケア用品は、硬水対応やダメージ補修に特化した製品を選ぶのがポイントです。保湿力が高い成分や、補修成分が配合されているものを選ぶことで、現地の水質や気候による影響を最小限に抑えられます。
また、香りが強すぎない製品を選ぶと、現地の暑い気候でも不快感が少なく使えます。
すべてを日本から持ち込む必要はありませんが、要点を押さえたアイテムを選ぶことで、フィリピン留学中の髪トラブルを大きく減らせます。
現地の美容室やサロンでのトリートメント事情
フィリピン留学中に髪のダメージを感じた場合、美容室やサロンでのトリートメントを活用するのも有効です。
日本と比べて価格が安い店舗が多く、気軽にケアできる点は大きな魅力です。一方で、店舗選びを誤ると仕上がりに差が出やすいため、特徴を理解したうえで利用することが重要です。
日系美容室なら日本と同じクオリティのケアが受けられる
セブ島などの主要都市には、日系の美容室が複数存在します。日本人スタイリストや日本で研修を受けたスタッフが在籍していることが多く、シャンプーやトリートメントの工程も日本とほぼ同じクオリティで受けられます。
言葉の不安が少なく、髪質やダメージの悩みを細かく相談できる点は大きな安心材料です。
料金はローカルサロンより高めですが、日本よりは安価なケースが多く、留学中に一度は利用してみる価値があります。
ローカルサロンの激安トリートメント体験と注意点
フィリピンのローカルサロンでは、非常に安い価格でトリートメントを受けられることがあります。学生にとっては魅力的ですが、使用する薬剤や施術工程は店舗ごとに差が大きい点に注意が必要です。
中には髪質に合わない薬剤を使用され、逆にパサつきが悪化してしまうケースもあります。初めて利用する場合は、事前に口コミを確認したり、短時間のメニューから試したりするなど、慎重に判断することが大切です。
ヘッドスパやクリームバスで頭皮環境を整えるリフレッシュ
髪だけでなく頭皮環境を整えたい場合、ヘッドスパやクリームバスも選択肢になります。フィリピンの暑い気候では汗や皮脂が溜まりやすく、頭皮トラブルにつながることがあります。
定期的に頭皮ケアを行うことで、髪のハリやツヤが戻りやすくなり、シャンプー後のきしみ軽減にもつながります。
価格も比較的手頃なため、気分転換を兼ねて取り入れるのがおすすめです。
まとめ
フィリピン留学では水質や紫外線の影響により、髪がきしんだりパサついたりしやすくなります。そのため、原因を理解したうえでシャンプー選びやヘアケア対策を行うことが重要です。
一方で、留学初期や敏感肌の人は、日本で使い慣れたシャンプーや洗い流さないトリートメントを持参すると安心です。日系美容室や信頼できるサロンを活用することで、ダメージをリセットしながら留学生活を快適に過ごせます。
さらに、フィリピン留学で効率よく英語力を伸ばしたい方は、「セブ島留学バディー」を利用すると、留学前から学習プランや生活サポートまで受けられるため安心です。
この記事を書いた人
| 執筆者 | 田平優貴(セブ島留学バディー代表) |
| 略歴 | 2ヶ月のセブ島留学を経験後、セブ島の語学学校マネージャーとして勤務。業界歴7年目。 セブ島現地に拠点を置くエージェントとして累計1,000名以上の留学相談に対応中。 セブを中心にバギオ・クラークなどフィリピン留学の主要エリアの最新情報の提供に努め、学校選び・留学生活のノウハウを発信しています。 |
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