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【バギオで親子留学は不向き?】おすすめな場合とバギオで親子対応をしている学校

【バギオで親子留学は不向き?】おすすめな場合とバギオで親子対応をしている学校

みんなのQuestion

  • バギオは親子留学に向いていますか?
  • バギオで親子留学におすすめな学校はどこ?
  • バギオで親子留学する場合の費用はどのくらい?

フィリピンでの親子留学といえば、セブやクラークが人気ですが、「バギオでの親子留学はどうなの?」と気になる方もいるのではないでしょうか?

バギオは「フィリピンの学園都市」とも呼ばれ、スパルタ式の英語学校が多く、学習環境が整っているのが特徴です。しかし、アクセスの不便さや娯楽施設の少なさなど、親子留学には向かない点もあるため、慎重に選ぶ必要があります。

記事を書いている私(田平)はフィリピンの語学学校の日本人マネージャーとして勤務をしていました。現在は現地スタッフ時代の経験を活かし、留学カウンセラーとしてバギオ留学を検討中の方々向けに留学プランニングの作成をお手伝いさせて頂いています。

そこで本記事では、親子留学を検討されている人が、バギオに向いているケースと向いていないケースを詳しく解説し、親子留学を受け入れているバギオの学校もご紹介します。

バギオでの親子留学を検討している方は、ぜひ参考にしてください!

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バギオで親子留学をおすすめしない4つの理由

親子留学はバギオよりもセブ島やクラークの方が人気があります。一体、何故でしょうか?

ここでは、バギオで親子留学を「おすすめしない4つの理由」についてお伝えします。

  1. 渡航距離が長く、遠いから
  2. 親子コースを提供している学校が少ないから
  3. 海やリゾート環境がないから
  4. 子ども向けのアクティビティが少ないから

一つずつ詳しく解説していきます。

1.渡航距離が長く、遠いから

バギオには国際空港がなく、日本からマニラへ渡航後、車で約5〜6時間ほどかかります。小さな子どもがいる親子にとって、長時間の移動は負担になります。

特に、道路状況が悪いと移動がさらに長引くこともあります。この点が、親子留学におすすめしない1つ目の理由です。

2.親子コースを提供している学校が少ないから

おすすめしない2つ目の理由は、親子コースを提供している学校が少ないという点です。

バギオはスパルタ式の学校が多く、親子専用のコースやキッズ向けのカリキュラムを提供している学校の数がそもそも少ないという問題があります。

選択肢が少ない中で選ぶ必要があるため、様々な条件に合致した学校を探すのが難しいケースがあります。

3.海やリゾート環境がないから

親子留学では、勉強だけでなくリフレッシュできる環境も重要と考える人が多いのが現状です。

バギオは山岳地帯で、セブのようなビーチリゾートはありません。(厳密には.サンファンというビーチエリアもあるのですが、車で2時間弱かかります)

海やリゾート気分を味わいたい家族にとっては、物足りなく感じるかもしれません。

4.子ども向けのアクティビティが少ないから

バギオには子供向けのアクティビティが少ないという点も、バギオの親子留学をおすすめしない理由の一つです。

セブにはプールが付いていたり、キッズに好まれる施設を持つ学校が多いですが、バギオは勉強重視の環境で、子ども向けの娯楽施設はあまり多くありません。

公園などは学校近くにある場合もありますが、前述の通り海ではしゃいで遊ぶということも難しい環境です。

バギオでの親子留学が向いている人

逆に、バギオでの親子留学が向いているという人についてお伝えします。前述の「おすすめしない4つの理由」に納得でき、かつ以下のポイントが当てはまる人は是非バギオの親子留学の検討を進めてみてください。

  1. 中長期で留学できる親子
  2. 治安を最優先に考えたい親子
  3. 勉強に専念したい親子
  4. 暑い場所がとにかく苦手という親子

一つずつ詳しく解説していきます。

1.中長期で留学できる親子

バギオはマニラから車で約5〜6時間かかるため、アクセス面ではやや不便です。特に、小さなお子さま連れのご家庭にとっては、長時間の移動が負担になることもあります。そして1〜2週間などの短期ですと、慣れた頃に帰国しなくてはなりません。

そのため、短期留学にはあまり向かず、1ヶ月以上の中長期的な留学を検討している親子におすすめです。

2.治安を最優先に考えたい親子

バギオはフィリピンの中でも治安が良いエリアとして知られています。

観光地のような賑やかさはありませんが、その分、安全に落ち着いて過ごせる環境が整っています。特に、小さな子どもと一緒に留学する場合、安全面を重視したいという方もいるでしょう。そのような治安最優先で考えたいご家庭にもバギオ留学は適しています。

バギオの治安については、バギオ留学(フィリピン)の特徴【おすすめはこんな人!】の中でも解説しています。

3.勉強に専念したい親子

バギオは娯楽施設も限られているため、英語学習に集中できる環境です。特に英語力を本気で伸ばしたい人たちが集まる傾向にあります。

そのため親子でしっかり勉強に取り組みたい方、子供にしっかり学ばせたいというお考えをお持ちの親御様にとっては最適です。

セブ島留学では観光と勉強がどっちつかずで中途半端になることも起こり得ますが、バギオであれば「子どもと一緒にしっかり英語を身につけたい」という思いを実現できます。

4.暑い場所がとにかく苦手という親子

バギオは標高が高い山岳地帯にあるため、フィリピンの中でも特に涼しい気候です。年間を通して平均気温が21℃前後で、湿度も比較的低めなので、暑さが苦手な方には快適に過ごせます。

特に、暑い気候が原因で体調を崩しやすい方にとっては、バギオは魅力的な選択肢です。ついでに言うと、暑くないことによって虫などに遭遇することも少なめであるのも嬉しいポイントです。

親子留学でおすすめなバギオの学校3選

バギオの親子留学でおすすめな学校を3校お伝えしていきます。

学校提案については、無料でも相談を受け付けておりますので気軽にお問合せくださいませ。

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1.PINES

PINESパインス外観

PINESは、バギオを代表する実績豊富な語学学校です。カリキュラム・講師の質や情熱・食事の質などトータルのバランスも取れており、真剣に学んで行きたい親子の方々にもおすすめの学校です。

受け入れ年齢6歳以上
日本人比率約35%
親子用プログラムあり
子供のレッスン形式マンツー・グループ
食事の提供平日:3食提供、 土日祝:オプション制
施設の綺麗さ

2.A&J ecoキャンパス

A&J ecoキャンパス(バギオ留学)

A&J ecoキャンパスは、2024年にオープンしたこれまでの留学体験を覆すような学習環境が魅力の学校です。3つの宿泊施設のタイプから選ぶことができ、まるで森林キャンプに来ているかのような雰囲気が広がります。

ゆっくりと伸びのび学習に集中したい方におすすめです。

受け入れ年齢4歳以上
日本人比率約10%
親子用プログラムあり
子供のレッスン形式マンツー・グループ
食事の提供平日:3食、土日祝:2食(ブランチ・夕食)
施設の綺麗さ

3.A&J メインキャンパス

A&J エーアンドジェー(フィリピン留学・バギオ留学)

A&Jメインキャンパスは、バギオにあるアットホームさが魅力の語学学校です。

バギオでは数少ない子供向けのカリキュラムを提供しており、先生との距離も近く英語学習に集中できる環境が揃っています。

受け入れ年齢6歳以上
日本人比率約15%
親子用プログラムあり
子供のレッスン形式マンツー・グループ
食事の提供平日:3食、土日祝:2食(ブランチ・夕食)
施設の綺麗さ

バギオで親子留学する時の注意点

バギオで親子留学をする際の注意点を知ることで、思っていた留学環境と違った..というズレを減らすことができます。事前に確認してみてください。

バギオという土地の事前理解を深める

バギオはフィリピン留学で人気のあるセブとは環境が異なります。具体的には以下の点を理解しておきましょう。

  • 気候が涼しい (平均気温21℃)
  • 雨量が他のエリアよりも多い
  • レジャーは少なめ
  • 治安・安全性は高い

長距離の移動を心得る

前述の通り、バギオはマニラから車で約5〜6時間の距離にあります。移動時間が長いため、特に小さな子どもを連れての移動は負担になることがあります。

マニラから車で1時間半〜2時間ほどの距離にあるクラーク国際空港からも送迎バンが出ており、クラークを経由すればバン移動での時間を減らすことができます(クラーク→バギオは3時間程度)

高地での体調管理を行う

バギオは標高1,500mに位置しており、他のフィリピンの地域より涼しい気候です。

涼しい気候は快適ですが、標高が高いことで、高山病のリスクがあることも覚えておく必要があります。特に、初めて高地に行く場合は、体調の変化に敏感になり、頭痛などを感じることがあるかもしれません。

バギオで親子留学する場合の費用

ここではバギオで親子留学する場合の費用を、家族構成と期間に分けてお伝えしていきます。

学校により金額に差があるため、平均的な価格設定であるPINESという学校の費用を参照して計算しています。

親1名・子1名の場合

親1名・子1名の場合の4週・8週・12週のバギオ留学における合計費用は下記の通りです。

留学期間①留学費用
(入学金・授業料・滞在費)
②現地精算費用
(ビザ・就学許可証・管理費・光熱費等)
③航空券代
(往復5万円/人と仮定)
合計=①+②+③
(親1名+子1名)
4週間525,000円118,000円100,000円743,000円
8週間1,030,000円170,000円100,000円1,300,000円
12週間1,535,000円246,000円100,000円1,881,000円
※加入する場合は、保険代が別途かかります

親1名・子2名の場合

親1名・子2名の場合の4週・8週・12週のバギオ留学における合計費用は下記の通りです。

留学期間①留学費用
(入学金・授業料・滞在費)
②現地精算費用
(ビザ・就学許可証・管理費・光熱費等)
③航空券代
(往復5万円/人と仮定)
合計=①+②+③
(親1名+子2名)
4週間856,000円177,000円150,000円1,183,000円
8週間1,682,000円255,000円150,000円2,087,000円
12週間2,478,000円369,000円150,000円2,997,000円
※加入する場合は、保険代が別途かかります

親2名・子1名の場合

親2名・子1名の場合の4週・8週・12週のバギオ留学における合計費用は下記の通りです。

留学期間①留学費用
(入学金・授業料・滞在費)
②現地精算費用
(ビザ・就学許可証・管理費・光熱費等)
③航空券代
(往復5万円/人と仮定)
合計=①+②+③
(親2名+子1名)
4週間755,000円177,000円150,000円1,082,000円
8週間1,480,000円255,000円150,000円1,885,000円
12週間2,205,000円369,000円150,000円2,724,000円
※加入する場合は、保険代が別途かかります

親2名・子2名の場合

親2名・子2名の場合の4週・8週・12週のバギオ留学における合計費用は下記の通りです。

留学期間①留学費用
(入学金・授業料・滞在費)
②現地精算費用
(ビザ・就学許可証・管理費・光熱費等)
③航空券代
(往復5万円/人と仮定)
合計=①+②+③
(親2名+子2名)
4週間1,074,000円236,000円200,000円1,510,000円
8週間2,108,000円340,000円200,000円2,648,000円
12週間3,142,000円492,000円200,000円3,834,000円
※加入する場合は、保険代が別途かかります

バギオの親子留学に関するよくある質問

バギオの親子留学を検討されている方から寄せられるよくある質問をまとめています。

バギオは親子留学に向いていますか?

バギオは治安が良く、勉強に集中できる環境が整っているため、「英語学習を重視したい親子」には向いています。ただし、リゾートのような娯楽施設は少なく、スパルタ式の学校が多いため、リラックスした留学を希望する場合はセブやクラークが適しています。

  • バギオ:勉強に集中したい、涼しい気候が良い、治安を重視したい
  • セブ:リゾート環境を楽しみたい、短期留学したい、アクティビティを重視したい

どちらが適しているかは、「留学の目的」と「生活環境の好み」によって決まるため、家族の希望を整理して選ぶと良いでしょう。

日本からバギオまでの移動方法を教えてください
バギオには国際空港がないため、マニラ経由での移動が一般的です。マニラからは学校が手配する送迎バンを利用することで、約5〜6時間で着きます。

日本からマニラまでの渡航費用を抑えたい場合は、LCC(格安航空会社)を利用するなどの工夫もしましょう。
バギオの親子留学での1日のスケジュールは?

学校によりますが、一般的に以下のようなスケジュールになります。

  • 7:00〜:朝食
  • 8:00〜12:00:親子それぞれの英語レッスン
  • 12:00〜13:00:ランチ
  • 13:00〜16:00:午後のレッスン
  • 16:00〜18:00:自由時間(宿題・自習・外出)
  • 18:00〜19:00:夕食
  • 19:00〜21:00:自習や家族時間
バギオの親子留学ではどんな食事が提供されますか?

フィリピン料理を中心に、日本食・韓国料理・洋食などが提供される学校もあります。ただし、味付けが濃かったり、子どもが食べ慣れないメニューが出ることもあるため、日本からレトルト食品やインスタント食品を持参すると安心です。学校の売店で購入することもできます。

バギオの親子留学ではどんなアクティビティがありますか?

バギオはビーチリゾートではないため、海でのアクティビティは少ないですが、市内観光や緑が豊かな山岳エリアの観光を中心に楽しむことができます。詳しくは◯◯でも観光スポットを紹介しています。

まとめ

今回は、バギオの親子留学をテーマに解説しました。おすすめではない理由や逆に向いているパターンなど、留学の目的や目標により様々です。

別のエリアでも検討してみたいという方は、セブ島マクタン島クラークなどの都市の特徴も参考にしてみてください。

当社セブ島留学バディーでは、個別無料カウンセリグを実施しております。LINEによるチャット形式でのご相談も承っておりますのでお気軽にお問合せくださいませ。


この記事を書いた人
Yuki Tahira
執筆者田平優貴
監修元セブ島留学バディー
略歴セブ島留学を経験後、セブ島の語学学校スタッフとして勤務。
現在はセブ島現地に拠点を構えるセブ島留学専門エージェントとして、最新情報の提供に努めています。
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