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【口コミあり】セブ島0円留学の3つのメリット・5つのデメリット|本当に無料?

【口コミあり】セブ島0円留学の3つのメリット・5つのデメリット|本当に無料?タダ

みんなのQuestion

  • セブ島の0円留学って本当に無料?タダなの?
  • どんな仕組みなのか知りたい
  • 0円留学のメリット・デメリットを知っておきたい

「費用をかけずに海外留学できる」という夢のような話、それが「セブ島0円留学」です。

しかし、その魅力的な響きの裏には、知っておくべき「カラクリ」と「実態」が存在します。費用を抑えたい一心で飛びついてしまい、後悔するケースも少なくありません。

この記事では、長年セブ島留学に携わってきた我々だからこそお伝えできる、0円留学のメリットとデメリットを徹底的に解説します。

本記事の内容

  • セブ島0円留学のカラクリと実態
  • セブ島0円留学の3つのデメリット・5つのデメリット
  • セブ島0円留学の口コミ・評判
  • セブ島0円留学が向いている人・向かない人
  • セブ島0円留学を成功させるための4つのポイント

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セブ島0円留学とは?カラクリと実態について

はじめにセブ島でできる0円留学とはそもそも何なのか?について理解をしていきましょう。

セブ島「0円留学」の仕組みとカラクリ

まず、なぜ「0円」が可能なのか?そのカラクリは非常にシンプルです。

「語学学校が提供する授業を無料で受ける代わりに、指定された時間、その学校で働く」

これが0円留学の基本構造です。つまり、あなたの「労働力」と「授業料」を交換する仕組み。多くの場合、語学学校でのインターンシップと考えるとイメージしやすいでしょう。

仕事内容は多岐にわたりますが、主に日本人留学生のサポート(空港送迎、生活相談)、オフィスでの事務作業、SNSでの広報活動、清掃や施設管理などです。あるいは日本語でのコールセンターの対応業務などをする代わりに、授業料が免除されるというわけです。

本当に「0円」?実際にかかる費用について

ここが最も重要なポイントですが、0円留学は、残念ながら完全に「無料」で渡航できるわけではありません。

授業料や滞在費が無料になるケースは多いですが、それ以外の費用は自己負担となります。

最低でも最初の1ヶ月で以下の費用は必要になると考えておきましょう。

費用項目目安額補足
航空券(往復)6〜10万円時期や航空券により変動
海外旅行保険約1〜2万円保険会社のプランにより変動
SSP(就学許可証)約2万円就学に必要なビザ
ビザ延長費用約1万円/月30日以上の滞在で必要
ACR I-Card(外国人登録証)約1.2万円59日以上の滞在で必要
水道光熱費約5,000円/月〜利用量などにより変動
その他生活費2〜3万円/月外食代、交通費、観光代など

仮に1ヶ月の0円留学に参加した場合、航空券や保険料を合わせると、最低でも15万円〜20万円程度は自己負担が必要になると考えておくのが現実的です。

「0円だと思っていたのに、予想外の出費が…」とならないよう、事前に「何が含まれていて、何が自己負担なのか」をエージェントや学校に詳細に確認することが不可欠です。

「実質0円留学」と謳うエージェントに注意

最近、「実質0円」や「キャッシュバック付き」といった謳い文句で生徒を募集するエージェントも増えています。

中には、高額なサポート費用を請求されたり、現地で聞いていた話と違う条件で働かされたりする悪質なケースも報告されています。

「うますぎる話」には必ず裏があります。契約の内容を隅々まで確認し、少しでも不明な点があれば、納得できるまで質問するようにしてください。

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セブ島0円留学ならではの3つのメリット

もちろん、0円留学には多くのデメリットや注意点がある一方で、他では得られない大きなメリットも存在します。

  • 留学費用をガクンと下げて英語学習ができる
  • 海外で働く経験ができる
  • 人脈を広げることもできる

一つずつ詳しく見ていきます。

1.留学費用をガクンと下げて英語学習ができる

最大のメリットは、やはり経済的な負担を大幅に軽減できることです。通常の語学留学では、3ヶ月で50万円~80万円ほどの費用がかかることも珍しくありません。

0円留学であれば、この学費と滞在費が無料になるため、留学のハードルが劇的に下がります。「本当は留学したいけど、金銭的に厳しい…」と諦めかけていた方にとっては、大きなチャンスとなるでしょう。

2.海外で働く経験ができる

単なる「留学」ではなく、「海外での就労経験」が積めるのも大きな魅力です。オフィスワークや生徒サポートを通じて、異文化環境での働き方やコミュニケーションスキルを学ぶことができます。

私が見てきた生徒さんの中には、インターンシップという形での0円留学の経験を元に、帰国後、外資系企業への就職をした方もいます。

机上の勉強だけでは得られない、実践的なビジネススキルや問題解決能力が身につくのは、大きな財産となるはずです。

3.人脈を広げることもできる

語学学校のスタッフや現地企業で働くことで、留学生という立場だけでは築けないような深い人間関係を構築できます。

学校のフィリピン人講師やスタッフ、世界中から集まる留学生、そして同じ立場の0円留学生仲間など。

多様なバックグラウンドを持つ人々との出会いは、あなたの価値観を広げ、一生涯の繋がりとなる可能性を秘めています。

セブ島0円留学の5つのデメリット

メリットの裏には、必ずデメリットが存在します。後悔しないためにも、以下の点を必ず理解しておいてください。

  • 英語学習に割ける時間が少ない
  • 有料の留学より授業内容が劣る可能性
  • 仕事内容が日本語中心となることが多い
  • プライベートな時間が限られる
  • 不法就労のリスク

一つずつ詳しく見ていきます。

1.英語学習に割ける時間が少ない

労働が伴うため、当然ながら1日の大半が仕事に費やされます。 一般的な語学留学生が1日に6〜8コマの授業を受けるのに対し、0円留学生は2〜3コマ程度というケースがほとんど。

授業が終われば、すぐに仕事モードに切り替えなければなりません。放課後に友達とカフェで勉強したり、自習室にこもって予習・復習をしたり…といった時間は、ほとんど取れないと考えた方が良いでしょう。

結果的に学習そのものが片手間になりやすいです。

2.有料の留学より授業内容が劣る可能性

学校によっては、0円留学生向けのクラスと有料留学生向けのクラスで、内容に差を設けている場合があります。

例えば、マンツーマンレッスンの数が少なかったり、経験の浅い講師が担当になったりする可能性もゼロではありません。

「無料だから仕方ない」と割り切れるかどうかが、満足度を左右するポイントになります。

3.仕事内容が日本語中心となることが多い

「海外で働くなら、英語をたくさん使えるはず!」と期待するかもしれませんが、現実は少し異なります。

主な仕事は日本人留学生のサポートや日本語でコールセンター業務を行うなどであるため、業務上のコミュニケーションは日本語が中心になることがほとんどです。

英語を使う機会は、同僚のフィリピン人講師との雑談や、他国籍の生徒への簡単な案内程度に限られるかもしれません。英語環境にどっぷり浸かりたい方にとっては、物足りなさを感じるでしょう。

4.プライベートな時間が限られる

「仕事+授業」で平日はほぼ終わってしまいます。週末も、生徒さんの空港送迎やイベント対応などで駆り出されることもあります。

「せっかくセブ島に来たんだから、綺麗なビーチに行ったり、アイランドホッピングを楽しみたい!」と思っていても、体力的にも時間的にも、自由に動ける日が想像以上に少ないという現実に直面するかもしれません。

5.不法就労のリスク

これは最も注意すべき点です。フィリピンで外国人が働くには、「AEP(外国人雇用許可証)」や「特別就労許可(SWP)」といった就労ビザの取得が法律で義務付けられています。

しかし、一部の学校では、これらのビザを正規に取得せず、観光ビザのまま生徒を働かせているケースがあります。これは不法就労であり、発覚した場合は強制送還などの厳しい罰則が科されるリスクがあり、過去にもそのような事例が実際に発生しています。

契約前に、ビザの手続きについて学校側がどのように対応してくれるのか、書面で明確に確認することが自分の身を守るために絶対に必要です。

【体験談】セブ島0円留学のリアルな口コミ・評判

ここでは、実際に0円留学を体験した方々のリアルな声の一部をご紹介します。

実際に参加した人の声【良い口コミ】

費用を気にせず留学できた(21歳・男性)

「大学を休学して留学したかったのですが、親に負担をかけたくなくて。0円留学のおかげで、貯金だけで渡航できました。もしこの制度がなかったら、留学自体を諦めていたと思います。」

貴重な海外での就労経験になった(23歳・女性)

「生徒のトラブル対応やイベント企画など、日本では経験できないような仕事に挑戦できました。大変なことも多かったですが、この経験を通じて精神的にすごくタフになったと思います。就職活動でも、この経験を自信を持って話すことができました。」

色んな出会いがあった(26歳・男性)

「スタッフという立場で、毎週新しく入ってくる色々な国籍の生徒さんと話すのが楽しかったです。年齢も職業もバラバラな人たちと深く関われたのは、0円留学ならではの特権でした。」

実際に参加した人の声【大変だったこと・後悔】

仕事と勉強の両立が難しかった(20歳・女性)

「日中は仕事でヘトヘト。夜は授業の予習をしようと思っても、疲れてしまってできませんでした。結果的にどちらも中途半端になってしまった感じがして、もっと勉強に集中できる通常の留学にすれば良かったかな、と少し後悔しています。」

授業時間や内容に不満があった(24歳・男性)

「聞いていたよりも授業数が少なく、マンツーマンレッスンも週に数回だけでした。同じ学校の有料の生徒さんたちが楽しそうに授業を受けているのを見て、少し羨ましく感じてしまいました。」

英語の上達があまり感じられなかった(25歳・女性)

「仕事相手も相談する相手も日本人ばかり。意識しないと本当に英語を話す機会がなくて…。3ヶ月いましたが、期待していたほどスピーキング力は伸びませんでした。途中から目的がよく分からなくなってしまいました」

セブ島0円留学が向いている人・向かない人

これらのメリット・デメリット、そして体験談を踏まえ、あなたが0円留学に向いているタイプかどうかをチェックしてみましょう。

こんな人に0円留学はおすすめ!

  1. とにかく費用を抑えて海外経験を積みたい人
  2. 英語学習だけでなく、海外での就労経験に価値を感じる人
  3. 指示待ちではなく、自ら仕事や学習の機会を見つけられる主体性のある人
  4. 体力に自信があり、ハードな環境でも楽しめる人
  5. コミュニケーション能力が高く、誰とでもすぐに打ち解けられる人

こんな人は避けた方がいいかも…

  1. 短期間でTOEICのスコアアップなど、明確な目標がある人
  2. 英語学習にも結構な比重を置いて留学したい人
  3. プライベートな時間や観光も存分に楽しみたい人
  4. 自分のペースで物事を進めたい、復習にも時間を使いたい人
  5. 英語の成長を確実実感していきたい人

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セブ島0円留学を成功させるための4つのポイント

もしあなたが「自分は0円留学に向いているかも!」と思えたようなら、失敗しないためにも以下の4つのポイントを必ず押さえるようにしてみてください。

1.目的を明確にする

「なぜ留学するのか?」という目的を自分の中で明確にしましょう。「英語力を伸ばす」ことが最優先なら、0円留学は最適ではないかもしれません。

「費用を抑えつつ、海外での就労経験を通じて成長したい」という目的なら、0円留学はいい選択肢になり得ます。

目的がブレると、現地で「こんなはずじゃなかった」と後悔することになります。

2.プログラム内容と仕事内容をしっかり確認する

契約前に、以下の点は必ず書面で確認しましょう。

  • 1日の労働時間と休憩時間
  • 具体的な仕事内容(希望と異なる業務をさせられないか)
  • 1週間の授業コマ数(マンツーマン、グループの割合)
  • 休日(週休2日か、シフト制か)
  • 滞在する部屋のタイプ(一人部屋か、相部屋か)

3.学校やエージェントを慎重に選ぶ

複数の学校やエージェントの情報を比較検討しましょう。実績があるのか?担当者は知識豊富でフィリピン留学などの経験をしている人なのか?を確認することも大切です。

無料カウンセリングなどを利用して、担当者の対応が誠実か、質問に対して明確に答えてくれるかを見極めるのもいいでしょう。

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4.渡航前の事前準備をしっかり行う

現地での学習時間を確保しにくい分、日本での事前学習が成功のカギを握ります。

最低でも中学レベルの英単語と文法はしっかりと復習しておくのが理想です。基礎があるだけで、現地での授業の吸収率や、英語を話す機会を掴む力が全く違ってきます。

0円留学以外の2つの選択肢

0円留学が自分には合わないと感じた方はセブ島で英語を学ぶための他の方法を検討してみましょう。

通常のセブ島語学留学を選ぶ

費用はかかりますが、勉強だけに集中できる環境が手に入ります。多くの学校がマンツーマンレッスン中心のカリキュラムを組んでいるため、短期間で集中的に英語力を伸ばしたい方には最適な選択です。

学費が安い学校を選んだり、閑散期を狙ったりすることで、費用を抑える工夫も可能です。

ワーキングホリデーを選ぶ

オーストラリアやカナダなど、協定国で働きながら滞在できるワーキングホリデー制度も選択肢の一つです。就労先の選択肢が広く、より実践的な英語環境に身を置くことができます。ただし、ある程度の初期費用と英語力が求められます。

セブ島で基礎英語力を身につけてから、ワーホリに挑戦するというステップアップも非常に人気のプランです。

セブ島0円留学に関するよくある質問

セブ島の0円留学を検討されている方よく頂く質問をまとめました。

0円留学の1日のスケジュールは?

学校によって様々ですが、一例として以下のようなスケジュールが考えられます。

  • 午前(8:00〜12:00): 語学学校の授業(2〜3コマ)
  • 昼休み(12:00〜13:00): 昼食
  • 午後(13:00〜18:00): オフィスワークや生徒サポートなどの仕事
  • 夜(18:00以降): 夕食、自由時間(自習や生徒との交流など)
0円留学の滞在先や食事は?

多くの場合、学校が運営する学生寮での滞在となり、食事(1日3食)も提供されます。部屋は2人〜4人部屋などの相部屋が一般的です。食事のクオリティや部屋の清潔さは学校によって差があるため、事前に写真などで確認することをおすすめします。

現地のインターネット環境は?

学校内ではWi-Fiが提供されていますが、日本と比べると速度が遅く、不安定なことが多いです。特に多くの学生が同時に使用する時間帯は繋がりにくくなります。動画視聴やオンライン通話を快適に行いたい場合は、現地のSIMカードを購入したり、日本からポケットWi-Fiをレンタルしたりすると良いでしょう。

セブ島の治安は大丈夫ですか?

日本と同じ感覚で生活できるほど安全ではありませんが、危険な場所に近づかない、夜間の単独行動を避ける、貴重品は肌身離さず持つといった基本的な海外での危機管理を徹底すれば、安全に過ごすことは十分可能です。 特にスリや置き引きには注意が必要です。

帰国後のキャリアについて教えてください

0円留学の経験は、多様なキャリアに活かすことができます。ただし何を実務で経験したのか?英語力はどの程度なのか?によって変わります。

身につけた英語力と海外での就労経験を武器に、外資系企業、貿易関連会社、旅行業界、インバウンド向けのサービス業などに就職する方もいます。

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まとめ:セブ島0円留学はあなたにとってベストな選択か?

最後に、0円留学を検討している方へポイントをまとめていきます。

  • メリット: 圧倒的な費用の安さ、海外での就労経験、幅広い人脈形成
  • デメリット: 勉強時間の少なさ、中途半端になりがち、仕事中心の生活、プライベート時間の制限、不法就労のリスク

0円留学は、「留学」というよりも「海外でのインターンシップに、無料の英会話レッスンが付いてくる」と捉える方が、現実とのギャップが少ないです。

あなたの留学の目的と照らし合わせて検討しよう!

あなたが留学に求めるものは何ですか?

「英語力」を最優先するならば、費用を貯めてでも通常の語学留学を選ぶべきです。 「費用を抑えた海外経験」と「実践的な成長」を求めるならば、0円留学はいい機会になるかもしれません。

この記事が、あなたの留学の目的を再確認し、自分にとってベストな選択をするための一助となれば幸いです。


この記事を書いた人
Yuki Tahira
執筆者田平優貴
監修元セブ島留学バディー
略歴セブ島留学を経験後、セブ島の語学学校スタッフとして勤務。業界歴7年目。
現在はセブ島現地に拠点を構えるセブ島留学専門エージェントとして、最新情報の提供に努めています。
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