充実したフィリピン留学には、インターネット環境の整備が欠かせません。そこで役立つのがVPNです。VPNを利用することで、留学中も日本のコンテンツにアクセスできるほか、セキュリティを強化して安心してインターネットを利用できるようになります。
本記事では、フィリピン留学でのVPN利用のメリット・デメリットや適切なサービスの選び方について解説します。
そもそもVPNとは?
VPN(Virtual Private Network)は、インターネット上でのデータ送受信を暗号化し、プライバシーとセキュリティを保護する技術です。
VPNを使うと通信が暗号化され、公共のWi-Fiを利用する際でも第三者によるデータの盗難や不正アクセスを防ぐことができます。
さらに、VPNは利用者のIPアドレスを隠し、インターネット上での活動を匿名化してくれます。これにより、フィリピンから日本のサービスにアクセスする際など、地理的な制限や監視を回避し、安全にインターネットを利用できるようになります。
フィリピン留学でVPNを利用するメリット
フィリピン留学中にVPNを利用する主なメリットを3つ紹介します。
- フリーWi-Fiを安全に使える
- 日本限定のコンテンツを利用できる
- オンラインプライバシーを守れる
フリーWi-Fiを安全に使える
VPNを利用することで、フリーWi-Fiを安全に使えるようになります。
フィリピン留学中、多くの場所でフリーWi-Fiが利用可能ですが、これらのネットワークはセキュリティが不十分であることが多く、個人情報が盗まれるリスクが高いです。
そこで、VPNを利用することで、データ通信が暗号化され、同じネットワーク上の他者からの攻撃を防げます。これにより、パスワードやクレジットカード情報などの大切なデータを安全に送受信できるため、安心してインターネットを利用することが可能です。
日本限定のコンテンツを利用できる
VPNに接続することで、フィリピンからでも日本限定のコンテンツを利用可能になります。
日本の動画配信サービスやニュースサイトなどは、著作権やセキュリティなどの関係で海外からのアクセスを制限していることがあります。たとえば、日本のNetflixやHulu、Amazon Prime Videoの一部コンテンツは、日本国外からのアクセスが制限されているため、フィリピンからは視聴できません。
しかし、VPNを使って日本のサーバーに接続すれば、日本に居る時と同じようにこれらのコンテンツにアクセスできます。VPNを使うことで地理的な制限を回避し、日本のエンタメやニュースに触れられるようになります。
オンラインプライバシーを守れる
VPNは、フィリピン留学中にオンラインプライバシーを守るための有効な手段でもあります。
VPNを使用するとIPアドレスが隠されるため、自分の位置情報やオンライン活動が第三者に追跡されにくくなります。また、政府機関やインターネットサービスプロバイダーによる監視からも身を守ることが可能です。
特に、個人情報やパスワードの盗難、広告トラッキングから保護されるため、フィリピン留学中のオンライン活動がより安全かつ安心なものになります。留学中にSNSを利用したり、オンラインで買い物をしたりする際にプライバシーを確保するためにも、VPNを利用するといいでしょう。
フィリピン留学でVPNを利用するデメリット
利用メリットの多いVPNですが、中には気をつけたいデメリットも存在します。フィリピン留学においてVPNを利用する主なデメリットを3つ紹介します。
- 通信速度が低下する
- コストがかかる
- VPNで接続できないサイトもある
通信速度が低下する
VPNを利用するデメリットは、通信速度が低下することです。
VPNはデータを暗号化し、リモートサーバーを経由してインターネットにアクセスするため、通常のインターネット接続時と比べて通信が遅くなることがあります。
特に、フィリピンから日本やアメリカなどの遠くにあるサーバーに接続すると遅延が大きくなりやすいです。動画視聴やオンラインゲームなど、通信速度が重要なアクティビティには支障をきたす可能性も。
フィリピン留学でVPNを利用するにあたって、通信速度を重視する場合は、高速で安定した通信速度を保証しているプロバイダーを選ぶなどの工夫が必要です。
コストがかかる
フィリピン留学でVPNを利用するにあたっては、一定のコストがかかります。快適で安全につかえる高品質なVPNサービスの多くは、月額や年額の利用料が発生します。
中には無料のVPNもありますが、セキュリティや速度、接続の安定性が不十分であることが多いため、基本的には有料サービスの利用が必要です。特に、フィリピン留学中に長期間の利用を考える場合、信頼性が高く、プライバシーをしっかり保護してくれるVPNを選ぶことが大切です。
VPNの利用にかかるコストは月額数百〜数千円と幅があります。価格と性能を比較して、予算に合わせて最適なプロバイダー、およびプランを選択しましょう。
VPNで接続できないサイトもある
VPNは地域制限の回避に効果的ですが、中にはVPNを利用しても接続できないサイトも存在します。
フィリピン留学中にVPNを使って日本のサイトやサービスにアクセスしようとしても、一部のウェブサイトやサービスはVPNの使用を検出し、アクセスを制限することがあります。また、銀行のオンラインサービスや一部の政府系サイトなども、VPN接続を許可していないことがあり、特定の操作に支障をきたす可能性もゼロではありません。
VPNがアクセスしたい特定のサイトで問題なく機能するかどうかを事前に確認することが大切です。
フィリピン留学で使うVPNの選び方
フィリピン留学で使うVPNサービスを選ぶ時のポイントを3つ紹介します。
- フィリピンで使えるか
- 通信速度が高速で安定しているか
- 無料お試し期間があるか
フィリピンで使えるか
VPNを選ぶ際は、フィリピンで問題なく使えるかを確認することが大切です。
一部のVPNは特定の国で接続制限がかかることがあります。具体的には、フィリピン国内にサーバーをもつVPNを選ぶことで、接続が安定しやすく速度低下も防げます。
事前にVPNサービスの公式サイトや口コミを確認し、フィリピンでの実際の利用状況を確認しましょう。
通信速度が高速で安定しているか
通信速度が高速で安定しているかどうかも、VPNを選ぶ上で確認したいポイントの1つです。
フィリピン留学中にオンライン授業やビデオ通話などをスムーズに行うには、高速かつ安定した接続が必要です。VPN接続時の通信速度はサービスによって大きく異なるため、高速かつ安定した接続を保証しているプロバイダーを選ぶと安心です。
無料お試し期間があるか
VPNを選ぶにあたっては、無料お試し期間があるかどうかも大切なポイントです。
無料お試し期間や返金保証があるサービスを選ぶことで、金銭的な負担なくフィリピンでの接続状況を実際に試すことができます。留学先の環境で問題なく利用できるかどうかを試してから選ぶと安心です。
フィリピン留学にはNordVPNがおすすめ!
フィリピン留学でVPNを利用するなら、NordVPNがおすすめです。
NordVPNは、世界で1,400万人以上が利用しており、高いセキュリティと信頼性を誇ります。特に、ノーログポリシーにより、ユーザーのプライバシーがしっかり守られるのが特徴です。
また、日本を含む多数の国にサーバーをもち、フィリピンから日本のVPNサーバーに接続が可能です。フィリピンから日本のコンテンツにアクセスする際も、高速で安定した接続が期待できます。
留学中に安心してインターネットを利用したい人は、ぜひNordVPNの利用を検討してみてください。
まとめ
本記事では、フィリピン留学でVPNを利用するメリット・デメリットや適切なサービスの選び方について紹介しました。
VPNはインターネット利用の安全性を高め、地域制限を回避できる便利なツールです。フィリピン留学中でも日本のコンテンツにアクセスしたい人や、安心してインターネットを利用したい人は、ぜひVPNの利用を検討してみてください。
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