- セブ島留学を検討してるけど、期間で悩み中..
- 英語初心者だけど、どのくらい留学したら成果がでるのか分からない..
- そもそも最短どのくらいから留学できるの?
フィリピン・セブ島留学を検討する上で、留学期間は大切なポイントです。期間で誤った選択をしてしまうと自分が思い描いている学習成果が得られなかったり、目標が達成できないからです。
そこで今回はフィリピン・セブ島留学の期間別の学習効果と成果をお伝えすると共に、期間の決め方の具体的なポイントも解説していきます。
記事を書いている私は、セブ島で2ヶ月間の留学を経験し、語学学校でも日本人スタッフとして勤務をし、今まで1,000人以上の留学生の相談に乗ってきました。
最後までお読み頂くことで自分に最適な留学時期がご理解頂けます。
フィリピン・セブ島留学の「期間」に関する統計
セブ島留学バディーにて過去フィリピン留学のお問合せを頂いた方々を対象に統計・分析を行った結果は以下の通りです。
- 1〜3週間:35%
- 1ヶ月:30%
- 2ヶ月:20%
- 3ヶ月:10%
- 4ヶ月以上:5%
最も多いのは1〜3週間で、次いで多いのが1ヶ月という結果になりました。つまり半数以上の方が1ヶ月以下の留学期間を選択しているということになります。
この背景にはどうしても休みを長く取れない、という理由が影響しています。短期間でも英語学習の効果は得られるの..?と思われるかもしれません。
期間ごとの期待できる成果について、過去の経験も踏まえお伝えしていきます。
フィリピン・セブ島留学|期間別の学習効果
以下の前提条件を元に、セブ島留学の学習効果を解説していきます。
前提のお話
- 英語初心者(これから本格的に英語を学習する)
- 授業はマンツーマンレッスンが主流
- マンツーマン5コマグループ2コマを履修したとする
- 授業外の自己学習(予習や復習)もしっかりとする
- スピーキング力、リスニング力、語彙力の成長度合いを解説
重要なのはただレッスンを受ければ成長するのでは?という妄想です。なので自己学習(予習・復習)の部分も前提条件に入れました。
では期間ごとに期待できる学習効果について見ていきましょう。
1週間の場合
土日は授業がなく、入学指定日である月曜はオリエンテーションに時間が取られます。そのため留学期間が1週間の場合、実質的にレッスンを受けられるのは4日間となります。
そんな1週間の学習効果は..
1週間の学習効果
- ★英語力のアップはあまり期待できない / お試し留学感覚
- リスニング:英語を聞くことにまだ慣れない段階
- スピーキング:言葉で表現したくても言い表せない
- 語彙力:期間が短く、あまり変わらない
1ヶ月の場合
1ヶ月の場合は、5日/週×4週=20日間のレッスン日数です。レッスン時間が7時間 / 日の場合、トータルで約140時間の確保ができます。
そんな1ヶ月間の学習効果は..
1ヶ月間の学習効果
- ★大幅なスキルアップはできないが、英語に慣れ始める時期
- リスニング:意味を理解することができないことも多い段階だが、英語が耳に入ってくることには慣れ始める
- スピーキング:簡単な文は頭の中では作れるが、すぐに口からは出てこない段階
- 語彙力:まだまだ感覚的変化は少ない段階
1ヶ月間はあっという間に過ぎ、慣れ始めた頃に日本へ帰国しなくてはなりません。
「もっと長くしておけばよかった・・」「英語に慣れはじめてきたのに・・」という声も多く、1ヶ月間の留学に少し物足りなさを感じる留学生は多いです。
2ヶ月の場合
2ヶ月の場合は、5日/週×8週=40日間のレッスン日数です。レッスン時間が7時間 / 日の場合、トータルで約280時間の確保ができます。
そんな2ヶ月間の学習効果は..
2ヶ月間の学習効果
- ★ようやく積み重ねてきた学習の成果が出始める時期、学校内のテストのスコアアップは確実
- リスニング:まだ聞き漏らしも多いが、ゆっくり話して貰えれば意味がキャッチできることも増える
- スピーキング:日常会話のレベルアップを実感できるが、まだ表現の幅には物足りなさを感じるレベル
- 語彙力:感覚的な成長を実感できる段階
記事を書いている私は当時この2ヶ月間を選択しました。
確実に成長を実感できる留学期間であり、短すぎず長すぎない期間のためダレてしまい勉強に集中できなくなるというリスクも抑えられます。
フィリピン・セブ島留学の後に、カナダやオーストラリアへのワーキングホリデーなどを検討している人もこの2ヶ月程度の留学で自信をつけステップアップを目指す人が多いです。
2ヶ月間はセブ島留学の最もオススメしたい期間の一つです。
3ヶ月の場合
3ヶ月の場合は、5日/週×12週=60日間のレッスン日数です。レッスン時間が7時間 / 日の場合、トータルで約420時間の確保ができます。
そんな3ヶ月間の学習効果は..
3ヶ月間の学習効果
- ★脱初心者、中級レベル仲間入り。英語を聞くこと話すことが苦ではなくなる。TOEICなどの試験スコアUPも確実
- リスニング:単語・文法・発音の積み上げにより英語のスピードにも慣れ始め、聞き取れることが増える
- スピーキング:よく使う表現、短い英語表は自然と口から出てくるが、長い文章を作るのにはまだ苦労するレベル
- 語彙力:留学スタート時とは雲泥の差、読解問題でも知っている単語が増え始める
この3ヶ月という期間はセブ島留学の中では少し長めの期間と言えます。
毎日のレッスンに慣れが生じてくるため、自分の成長をしっかりと確認し、何が不足しているかを理解してモチベーションの維持をしていくことが大切です。
この3ヶ月をやりきったあとには中級者レベルへ仲間入りできるレベルまで持っていけるため、2ヶ月間同様におすすめしたい留学期間です。
4ヶ月以上の場合
4ヶ月以上の場合は、5日/週×16週以上=80日間以上のレッスン日数です。レッスン時間が7時間 / 日の場合、トータルで約560時間以上の確保ができます。
そんな4ヶ月間以上の学習効果は..
3ヶ月間の学習効果
- ★中級レベルと言えるが、伸び悩みを感じ始める段階
- リスニング:少し早いトーキングスピードでも前後の文脈により意味がキャッチできはじめてくる
- スピーキング:少し長い文章も表現でき、より細かい説明をできるようになり始めるレベル。まだ単語力にはもの足らなさを感じる
- 語彙力:*期間と反復学習により大きく変動
1日7コマのレッスンを4ヶ月以上やっていくとなると、毎日マンツーマンレッスンを続けていくことに飽きと退屈感を感じることが多いのも事実です。
一日のコマ数を4〜5コマなど減らし、長くコツコツと続けるという選択を取るのがオススメです。
時間に余裕があって、予算的にも余裕がある方、明確な目標(例えばTOEICで◯◯点スコアアップ、IELTSのスコアアップなど)が定まっている場合であれば4ヶ月以上の留学はいいかもしれません。
フィリピン留学・セブ島留学に詳しいカウンセラーに本当に長期間のセブ島留学が妥当なのかを相談してみるといいでしょう。
フィリピン・セブ島留学|期間選びのポイント
ここまで各留学期間別に見た学習効果についてお伝えしました。続いてフィリピン・セブ島留学における期間選びのポイント整理していきます。
留学で得たい目標・ゴールを定めよう
まずは、留学が終わった段階でどの程度の英語力を得たいのか目標やゴールを設定してみましょう。具体的であるほどいいですが、抽象的でも構いません。
大切なのはどのレベル感を英語学習の一つのマイルストーンにするかです。例えば以下のような目標・ゴールが考えれれます。
- TOEICのスコアを200点上げて転職に活かしたい
- IELTSのスコアを上げて、海外の大学入試に活かしたい
- まずは日常英会話の力を鍛えて、人生の選択肢に幅を持たせたい
- 基礎力はすでにあるので、仕事で活かせるビジネス英語を習得したい
- ワーキングホリデー前の基礎力を身につけて自信をつけたい
これらの留学で得たい目標・ゴール対して現在の英語レベルとのギャップがどれくらいあるのか?を考え選択をして行かれるといいでしょう。
どうしても迷ってしまう..という場合は、セブ島留学バディーでも経験者が個別カウンセリングをさせて頂いています。お気軽にご相談くださいませ。
予算とも相談しよう
フィリピン留学・セブ島留学は欧米と比較して格安と言えますが、決して安いものではありません。
入学金・レッスン料・食費を含む滞在費用など合わせて1ヶ月間で約30万円程度はかかります。これに航空券代などもかかってきます。
留学費用の詳細が知りたいという方は、お問合せください。期間とご希望のレッスンに応じて見積りをお出しさせて頂いております。
セブ島留学バディーでは、お見積り提示の段階で見落としがちな現地でかかる費用なども合わせて詳細をお出しさせて頂いております。
項目ごとにかかるセブ島留学の費用に関する詳細は別記事で解説しています。
期間と合わせて重視すべきフィリピン留学のポイント
最後に留学期間と合わせて重視しておくといいフィリピン留学の検討のためのポイントをお伝えしていきます。
1.自分にあった学校選びをすること
フィリピン国内には50以上の学校があります。どの学校も大して変わらないと思う方もいらっしゃいますが、特徴は様々です。
確かにマンツーマンレッスンが主流であり、カリキュラムも一般英会話やTOEIC・IELTSなどの試験対策コース、ビジネスコースはどの学校も基本的なカリキュラムとして用意されています。
しかし以下のような部分において学校の特色は変わってきます。
- 立地は便利なところか?
- リゾートエリアにある学校か?市内にある学校か?
- 学校内にジムやプールなどの施設はあるか?
- 寮は充実しているか?綺麗か?
- マンモス校か否か?
- ホテルから通うこともできるのか?
- 門限は厳しいか?
- 指導スタイルは厳しいか?
- 国際比率は?日本人は少ないか?
- 小さい子連れの親子も受け入れができる学校か
- ネイテイブ講師はいるか否か?
以上のポイントを総合的に考えることで自分にピッタリの学校を選ぶことができます。
とは言え、考える要素が多いのも事実です。まずはフィリピンの学校事情に詳しいエージェントに相談してみましょう。
2.時期についても確認をしておくこと
ある程度留学のタイミングが自分で決めることができたり、スケジュールの融通がきくという人は、留学時期についても各時期の特徴を知った上で検討をすすめるといいでしょう。
フィリピンのセブ島は常夏ですが、避暑地のバギオがあったり、乾季や雨季によってあめの降る確率や台風のあたる確率が多い時期もあります。
また、年間にいつくか繁忙期シーズンがあり、学生で賑やかな時期と比較的落ち着いている時期などもあります。
飛行機のチケット代金が上がりやすい時期と安く渡航できる時期などもあるため、総合的にベストなタイミングを見つけることでより最適なタイミングでフィリピン留学を実現することができます。
詳しくはセブ島留学に適した時期はココ!|属性別・こだわり別に解説の記事でもお伝えしています。
3.留学エージェント選びにも慎重になること
そして最後は、学校紹介や入学の手続き、留学プランニングをサポートしてくれる留学エージェント選びにも慎重になるということです。
世の中には大手から中小、個人など数多くの留学エージェントが存在します。「大手だからいい、小さいから駄目」という固定概念にとらわれず、以下のポイントを参考に選んでいくといいと思います。
- カウンセラーはセブ留学経験者なのか?
- 学習だけでなく、現地生活の注意点などについても詳しく教えてくれるか?
- 出てくる見積りに詳細は書かれているか?
- 無理に2カ国留学を勧めてきたり、長期の留学を勧めてこないか?
- レスポンスは早いか?
- 丁寧に相談にのってくれるか?
- 特定の学校ばかり紹介してこないか?(自分の希望を先に聞いてくれるか?)
対応するのは個人のカウンセラーです。上記のポイントを抑えつつ、最終的には無料相談などで会話をしてみて波長が合う人かどうかなど気持ちよく送り出してくれる人にお願いするのがいいでしょう。
まとめ
今回はフィリピン留学・セブ島留学の期間に関してそれぞれの学習効果についてお伝えしました。自分の学習目標と、スケジュールに合わせて最適な留学期間を選ぶ参考にされてください。
期間のこと・時期のこと・学校選びのことで詳しく聞きたいという方は、お問合せフォームよりお気軽にご質問くださいませ。
セブ島留学・欧米留学の経験者、セブの語学学校でも就業経験のある現地在住カウンセラーが対応させて頂いています。