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【図解で分かりやすく】フィリピンeTravel・税関申告の入力方法|必須の登録フォームです

【図解で分かりやすく】フィリピンeTravelの入力方法|必須の登録フォームです

2024年3月〜税関申告と同時申請となりました!

これまでeTravelは、渡航予定の記録・健康状態を事前に申告する内容に限られていましたが、2024年3月のフォームの内容変更により、事前の税関申告も必要となりました。

これにより、これまで紙ベースで機内などで記入が必要であった税関申告書もeTravelの中で出国前に事前に入力をすることになります。

本記事では、2025年2月中旬時点以降での最新版をまとめています。

留学や旅行などでフィリピンへの入国を予定されている方は、eTravelの入力が義務付けられています。

本記事では、以下の内容について解説をします。

  • eTravelって何?なぜ登録しないといけないの?
  • いつまでに登録しないといけないの?
  • 具体的な登録方法(図解)*渡航予定の登録作業と税関申告

eTravelの入力画面は全て英語で記載されていますが、英語が分からなくても安心して入力を進めて頂けるよう、全て日本語で補足をしています。

本記事と照らし合わせながらeTravelの登録を進めてみてください。

eTravelとは?

eTravelとは、渡航情報や健康状態、体調不良者との接触履歴を事前に申告するフィリピン政府指定のデジタルWebフォームです。また2024年3月の内容変更により、税関申告もこのシステム内で事前に申告する形式となりました。

フィリピン政府へデータが送信されることで入国審査の際に問題がないか判断がされる材料となります。

eTravelは、フィリピン入国前に、公式WEBサイト よりスマホかパソコンで事前登録が必要となります。

入力が必要なのは誰?

フィリピン留学をする人・フィリピンに入国する全ての人に義務付けられています。

親子留学の場合は、子供の分も必要となりますので忘れないように申請しましょう。

eTravelと合わせて準備が必要な、海外旅行保険航空チケットの手配もお忘れずに。

eTravelはいつまでに入力すればいい?

eTravelの登録フォームは、フィリピンへの到着日時から遡り、72時間以内に登録をすることができます

72時間よりも前に登録をしようとすると、エラーが表示されてしまうためご注意ください。

渡航者は、飛行機に搭乗する前に入国審査にてeTravel登録の証明(QRコード)を提示することが義務付けられています。QRコードは登録が完了するとスマホあるいはパソコンの画面で表示され、Eメールアドレス宛にも届きます。

eTravelの登録方法を図解で解説

それでは実際にeTravelの登録方法を図解で解説致します。

登録フォームはマイナーチェンジすることがあり、ここでは2025年2月中旬時点の最新のもので説明します。

事前に手元に準備しておくとスムーズなもの
  • パスポート
  • 飛行機のチケット情報
  • フィリピン滞在先の住所(語学学校の住所)

入力項目が多いため、途中で情報が分からず進めない…という事態にならないよう上記を事前に用意ください。

STEP1:アカウントの作成

まずは、https://etravel.gov.ph/ をクリックしホームページにアクセスします。

▼入力項目の補足説明

  • For Foreign National click here:外国人はここをクリック
  • Create an account:アカウントを作成する
  • OTP:One Time Password ワンタイムパスワード
  • Create your password:パスワード設定
  • Password confirmation:パスワード再入力
  • Take a self or upload Image:顔写真の撮影・アップロード
  • First name:下の名前を入力
  • Middle name (Optional):空欄でOK
  • Last name:上の名前(苗字)を入力
  • surffix:空欄でOK
  • sex:性別(女性はFEMALE、男性はMALEを選択)
  • Birth Date (MM/DD/YYYY):生年月日(月/日/年の順に入力 *例:11/09/1985)
  • Mobile Number:携帯番号を入力(080/090の先頭の番号0は入力不要)
  • Citizenship:国籍(JAPANESEを選択)
  • Country of Birth:出生国(JAPANを選択)
  • Passport Number:パスポート番号
  • Passport Issuing Authority:パスポート発給元(JAPANを選択)
  • Passport Issued Date:パスポート発行年月日(月/日/年の順に入力 *例:02/07/2025)
  • Occupation:職業を選択
  • Country:居住地(Japan)を選択
  • No./Bldg./City/State/Province:日本の住所(番地・建物名・市区町村名・都道府県名の順に入力)
  • Address Line 2 (Optional):空欄でOK

ここまでで、eTravelのアカウントの作成が完了しました。

入力ができたら「Submit」をタップして次の項目へ移ってください。

STEP2:Travel registration(渡航予定)の入力

▼入力項目の補足説明

  • FOR ME:本人分の入力の場合にチェック
  • FOR OTHER:家族分・お子様分の入力の場合にチェック(ご家族の場合、親御様の入力が全て終わった後に、お子様の入力をされる時に、FOR OTHERをタップして次に進んでください)
  • ARRIVAL:フィリピン到着に関する入力にチェック

入力ができたら「Continue」をタップして次の項目へ移ってください。

STEP3:Travel details / Flight information の入力

Residenceをチェックすると、Residence Addressが出現するため、語学学校あるいはフィリピン滞在先の住所を入力し次に進みます。

▼入力項目の補足説明

  • Purpose of Travel:渡航目的(Holiday/Pleasure/Vacationを選択)
  • Traveller type:渡航のタイプ(AIRCRAFT PASSENGERを選択)
  • Name of Airline:航空会社名(利用する航空会社を選択)
  • Flight number:フライト番号(利用するフライト番号を選択)
  • Country of Origin:出国元となる国を選択
  • Airport of Origin:出国元となる空港名を選択
  • Date of Departure(MM/DD/YYYY):出国日を入力(月/日/年の順)
  • Date of Return(MM/DD/YYYY):帰国日を入力(月/日/年の順)
  • ★マニラなどで乗り換え・経由便で来られる方は、「With Transit(Connecting Flight)?」を選択
    (下記、直行便の例で補足解説をしています。経由便の方は、下段の青枠のボックスの説明を参照ください)
  • Airport of Destination:到着先の空港名(セブの場合、Mactan-Cebu International Airport)
  • Date of arrival (MM/DD/YYYY):フィリピン到着日(月/日/年の順に入力)
  • Destination upon arrival in the Philippines:フィリピンの滞在場所(*Residenceを選択)
  • Residence Address:語学学校あるいはフィリピン滞在先の住所を入力
  • Airport of Arrival:到着する空港名(*自動的に反映される可能性あり)
  • Seat/Bed number (Optional):入力不要
マニラや他国を経由する場合の入力手順

With Transit(Connecting Flight)?にチェックを入れる→Country of Transit(経由国を選択)→Airport of Transit(経由する空港名を記載)→Date of Transit(経由する日付を入力)→Destinationの項目のAirport of Destination(到着先の空港名)の入力をすすめて下さい。

STEP4:Health declarationの入力

▼入力項目の補足説明

  • Country(ies) worked, visited and transited in the last 30 days (optional):30日以内に日本以外の諸外国にいた場合は国名を選択(対象外の場合は空欄でOK)
  • Have you had any history of exposure to a person who is sick or known to have communicable/infectious disease in the past 30 days prior to travel?:30日以内に体調不良者あるいは伝染病関連の感染者と接触をした場合は、YESを選択(NOが好ましい)
  • Have you been sick in the past 30 days?:30日以内に病気にかかった場合は、YESを選択(NOが好ましい)

Nextをタップして次に進むと、Customs Declaration(税関申告)の内容に進みます。

STEP5:Custom’s Declaration(税関申告)の確認

▼参考:税関申告に関する項目一部抜粋(和訳)

  1. Philippine Currency and/or any Philippine Monetary Instrument in excess of PhP 50,000.00; (i.e. Check, Bank, Draft, etc)
    ⇒50,000ペソを超えるフィリピン通貨・フィリピン通貨証書(小切手、銀行、手形など)
  2. Foreign Currency and/or Foreign Monetary Instrument in excess of USD 10,000.00 or its equivalent;
    ⇒10,000USDを超える外貨および/または外国通貨、またはその等価物
  3. Gambling Paraphernalia;
    ⇒賭博に関連する道具
  4. Cosmetics, skin care products, food supplements and medicines in excess of quantities for personal use;
    ⇒個人利用を超える量の化粧品、スキンケア製品、サプリメント、医薬品など
  5. Dangerous drugs such as morphine, marijuana, opium, poppies or synthetic drugs;
    ⇒モルヒネ、マリファナ、アヘン、ケシ、合成麻薬などの危険ドラッグ
  6. Firearms, ammunitions and explosives;
    ⇒銃器、弾薬、爆発物
  7. Alcohol and/or tobacco products in commercial quantities;
    ⇒商用利用に相当する量のアルコールやタバコ製品
  8. Foodstuffs), fruit(s), vegetable(s), live animal(s)(i.e. meat,eggs etc.), marine and aquatic products(s), plant(s) and/or the products) and their by-products);
    ⇒食料品、果物、野菜、生きた動物(肉、卵など)、海産物、水産物、植物およびその製品および副産物
  9. Mobile phones, hand-held radios and similar gadgets in excess of quantities for personal use, and radio commumication equipments;
    ⇒個人使用の量を超える携帯電話、携帯型無線機、無線通信機器、および同様の機器
  10. Cremains (human ashes), human organs or tissues;
    ⇒火葬骨(遺灰)、人間の臓器または組織
  11. Jewelry, gold, precious metals or gems
    ⇒宝石、金、貴金属、宝石類
  12. Other goods, not mentioned above;
    ⇒上記以外の申告すべき物品

スクロールしながら内容確認後、事前申告する荷物・金銭等がない場合は「No」をタップして次の項目へ移ってください。

STEP6:Custom’s Declaration税関申告)に関するその他入力

▼入力項目の補足説明

  • Accompanied family members:同伴家族について
  • Below 18yrs old:18歳未満の同伴人数を記載
  • Below 18yrs old and above:18歳以上の同伴人数を記載
  • Checked-in(pcs):預け入れ荷物の数
  • Hand-carried(pcs):機内持ち込み手荷物の数
  • First time visiting Philippines:フィリピン初渡航の方はYES、渡航歴がある方はNOをチェック
  • Declaration Signature:税関申告に関するサイン(スマホの場合、指で署名)
  • Add Family Member:家族がいる場合にはタップし、同伴者分も入力

最後に、New Travel Declaration Summaryにて入力内容の確認画面が出てくるため、スクロールして問題なければ「Submit」をタップする。

タップ後、QRコードが記載された画面が出てくれば完了です!

STEP7:QRコードの再確認・保存

上手く送信されると、メールにもeTravel登録済みのQRコードが表示されます。メールからすぐに表示できるようにするか、スクリーンショット等でスマホ内に保存するようにしましょう。

これで完了!あとは日本側での空港チェックイン時やフィリピン入国の際の「入国審査」にてスクショ済みのQRコードの画面を提示してください。

稀に提示を求められなかったという意見も聞きますが、その場合は特に何もすることなく入国審査を済ませていただければ問題は御座いません。

補足:海外旅行保険の加入はお済みですか

eTravelの入力お疲れ様でした。eTravelと合わせてフィリピンへの渡航には「海外旅行保険の加入」が推奨されています。

受入れ先の語学学校としても加入を強く推奨されています。ご出発前にお忘れなくチェックされてみてください。

海外旅行保険って本当に必要なの?という方は、以下の記事でも留学生向けに詳しく解説しています。

▶参考:【本当に必要?】フィリピン・セブ島留学生必見の海外保険について|おすすめの保険会社も紹介


この記事を書いた人
Yuki Tahira
執筆者田平優貴
監修元セブ島留学バディー
略歴セブ島留学を経験後、セブ島の語学学校スタッフとして勤務。
現在はセブ島現地に拠点を構えるセブ島留学専門エージェントとして、最新情報の提供に努めています。
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