- パスポートの有効期限が迫っているけど大丈夫?
- そもそもパスポートを持っていません、取り方を教えてください
- もしパスポートを紛失したらどうするの?
今回は、このようなパスポートに関連する疑問についてお答えしていきます。
フィリピン留学に必要なパスポートの要件
フィリピンへの入国には、パスポートの有効期限に気を付けなくてはいけません。
在フィリピン日本国大使館のサイトによると、「入国時に少なくとも6ヶ月の有効期限があるパスポートが必要」と記述があります。
つまり、「6ヶ月間+フィリピンに滞在することが予定されている日数以上の残存期間」であることが望ましいです。
もしパスポートの有効期限が6ヶ月程度しか残っていない場合は、この機会にパスポートの更新をしておくといいでしょう。
パスポートの更新方法・取得方法は以下で解説をしていきます。
パスポートの新規取得・更新方法
パスポートについて、新規取得・更新の2パターンに分けて解説をしていきます。
◎新規取得の方
日本国内でパスポートを新規取得する場合、各都道府県のパスポート申請窓口(パスポートセンター)にて申請をする必要があります。各都道府県の申請窓口の場所は、パスポート申請先都道府県ホームページへのリンク から確認いただけます。
▼申請に必要な書類
- パスポート申請書
- 戸籍謄本
- 住民票
- 証明写真(4.5×3.5cm)
- 本人確認書類(マイナンバー、運転免許証、健康保険証など)
▼新規申請〜取得までにかかる期間
- 通常1週間程度(土・日・休日を除く)
*各都道府県により異なる場合があります
▼申請費用
- 5年パスポート(12歳未満):6,000円
- 5年パスポート(12歳以上):11,000円
- 10年パスポート:16,000円
※詳しくはパスポート(旅券)発給申請の手数料 をご覧ください
パスポートの申請〜受領までの詳細は、外務省が解説しているパスポートの申請から受領まで をご参照ください。
◎更新の方
▼申請に必要な書類
- パスポート申請書
- 証明写真(4.5×3.5cm)
- 現在のパスポート
- 戸籍謄本(氏名や本籍の都道府県名に変更があった場合に必要)
- 住民票の写し(住民登録に変更があった場合に必要)
▼更新〜取得までにかかる期間
- 通常1週間程度(土・日・休日を除く)
*各都道府県により異なる場合があります
▼申請費用
- 現在のパスポートと残存有効期間(5年用あるいは10年用)が同一の新しいパスポートを申請する場合
6,000円
- 切替申請により、新たに残存有効期間10年あるいは5年のパスポートに切り替える場合
5年パスポート(12歳未満):6,000円
5年パスポート(12歳以上):11,000円
10年パスポート:16,000円
フィリピンでパスポートを紛失した場合はどうする?
もしもフィリピンで留学中にパスポートを紛失してしまった場合は、まず語学学校スタッフに相談しましょう。
その後、紛失したと思われる近隣の警察署に行き、紛失に関する届け出の証明書を発行してもらいます。
紛失の届け出を出しても、戻ってくる可能性は正直低いかもしれません..
パスポートがなければ日本への帰国ができないため以下の手順で対応をしていきます。
大使館、領事館に訪問する
まずは紛失した旨を大使館あるいは領事館に訪問して伝えましょう。
フィリピン国内のどこに留学をしているのかにより場所が変わります。
在フィリピン日本国大使館 (マニラ、クラーク、バギオで留学する場合)
在セブ日本国領事館 (セブ島で留学する場合)
在ダバオ領事館 (ダバオで留学する場合)
その後新たにパスポートを申請するか、帰国のための「渡航書」を発行してもらう
新たなパスポートの申請には戸籍謄本などの書類が必要となるため、現実的には帰国のための「渡航書」を出していただく形となります。
帰国のための「渡航書」は日本への帰国のみに限定され、第三国への入国はできません。
渡航書の発行には1,000ペソの手数料がかかります。
▶参考:旅券を紛失/盗難/焼失の場合の申請(在フィリピン日本大使館)
空港ではパスポート紛失の旨を伝え、渡航書を持って出国し帰国する
帰国のための渡航書を忘れずに持参し空港に向かいましょう。
紛失してしまったため、パスポートが手元にない理由を英語で何とか説明しましょう。
その他、パスポートに関連し必要な準備
今回は、フィリピン入国時に必要なパスポートの要件と、パスポートの新規取得/更新の手順、パスポート紛失時の対応方法について解説しました。
パスポートに関連するフィリピン渡航時に必要なものを補足でお伝えします。詳しくは各リンクから解説している記事を御覧ください。
1.往復の飛行機のチケット
フィリピン入国には往路(行き)と復路(帰り)の飛行機のチケットが必要です。
往路(帰り)の分を持っていないと空港のチェックインカウンターで止められる可能性があります。
大使館ホームページにも以下のような記述があります。
2.eTravel
eTravel は、フィリピン当局が指定する検疫に関する事前登録フォームです。フィリピン到着72時間前以内から手続きが可能となります。2023年12月時点でも、提示を求められたという方と求められなかった方がいる状態です。
念のため登録を済ませて渡航しましょう。
3.海外旅行保険
海外旅行保険は必須ではありませんが、フィリピン現地での病気や事故、盗難被害にあった場合、治療費や賠償被害などの問題も補償されるため、語学学校および当社としても加入を強く推奨しています。
クレジットカード付帯の保険もありますが、保証範囲が限定的であり、クレカ保険は上手く使えなかったという声もあります。
AIG損保 など、留学生向けの専用プランが用意されている海外旅行保険を選ぶのがおすすめです。