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【注意喚起】セブ島の治安の実際と気をつけたいポイント|現地在住者が解説

【注意喚起】セブ島の治安の実際と気をつけたいポイント|現地在住者が解説

みんなのQuestion

  • セブ島の治安は悪いですか?
  • 実際のデータや現地で生活している人の意見を聞きたい

こんな質問をセブ島留学を考えている方々からよく頂きます。

フィリピンという国全体で言うと治安が不安視されますが、その中でもセブ島はどうなのでしょうか?

今回は実際にセブ島現地で留学と移住のサポートをしている私たちが実際のデータや実体験をもとに以下の内容についてお伝えしていきます。

本記事の内容

  • 結論:セブ島の治安は悪くないという話
  • セブ島の治安について注意しておきたいこと
  • トラブルに巻き込まれたときの対処法
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結論、セブ島の治安は悪くはない

セブ島は、その美しいビーチやリゾートで多くの観光客を魅了するフィリピンの人気観光地として有名です。

そのため、安全に楽しんで頂けるように多くの外国人を国策として呼び込んでいます。20年前・30年前は開発を進んでおらず安全性は不安視されていた部分もあるかもしれません。

もちろん、盗難やスリなどの軽犯罪には注意が必要ですが、年々治安の問題は改善されており、今では年間に4〜5万人以上の外国人留学生が訪れています。

ここではデータと実体験にもとづきセブ島の治安についてお伝えします。

データをもとにセブ島の治安を見てみよう

まず、セブ島の治安をデータで見てみましょう。フィリピン国家警察(Philippine National Police)の統計によると、近年セブ市内での重大犯罪の発生率は減少傾向にあります。

2019年から2022年にかけて、セブ市内の犯罪発生率はおよそ20%減少していると発表しています。

具体的には、2019年には年間約12,000件の犯罪が報告されていましたが、2022年には約9,600件まで減少しています。特にセブのような観光エリアでは警察のパトロールが強化されており、安全性が高まっています。

また、セブ市警察のデータによると、観光客が被害に遭うケースは全体の約5%以下に過ぎないとしています。これは、観光客が多い他の都市と比較しても低い割合です。

例えば、同じアジアの観光地であるバンコクやホーチミン市では、観光客が被害に遭う割合が10%を超えることが多く、セブ市の治安が相対的に良好であることがわかります。

Yuki
Yuki

セブでは警備員や警察官が至る場所で常に巡回しています。さらに、観光客向けのエリアには防犯カメラが多数設置されており、万が一のトラブル発生時にもすぐに対応できる体制が整っています。

また、世界の治安を評価する調査機関「NUMBEO」によると、フィリピンのマニラとセブでは以下のような治安指数に関して差があります。

マニラの治安指数
  • マニラの日中の一人歩き:ほどほどによい
  • マニラの夜間の一人歩き:安全性は低い

一方でセブは以下の通りです。

セブの治安指数
  • セブの日中の一人歩き:ほどほどによい
  • セブの夜間の一人歩き:安全性は低い

セブ在住者からみるセブ島の治安

現地在住の日本人や長期滞在者の話を聞くと、セブ島の治安に関しても良い評価が多いです。

Yuki
Yuki

私たち現地スタッフも、「普通に生活している分には大きなトラブルに巻き込まれることはほとんどないよね」と話しています。

また、夜遅くまで営業しているレストランやカフェ、バーも多く、羽目を外しすぎた行動をしなければ過度に心配する必要はないと言えます。

日本は安全と言われますが、例えば東京の歌舞伎町ではボッタクリバーなどもたくさんありますし、大阪の西成という地区では治安が悪いとされる場所もあるのと同じでセブも同様です。

中には、ドラッグが蔓延しているエリアや違法賭博が行われているような場所や人には近づかず、安易な誘いには乗らないにすることが必要です。

セブ島の治安について注意しておきたいこと

とはいえ、どの地域でも安全に過ごすための基本的な注意事項は大切です。セブ島でも以下のポイントを押さえておくと、安心した留学生活を送ることができます。

注意1:夜の一人歩きはしない

どの国でも夜の一人歩きは避けるべき基本のルールですが、セブ島でも同様です。

特に深夜の住宅街や人通りの少ない場所は避けましょう。仮に一人で目的地まで行く必要があるときは、Grabタクシーなど案安全性が高くぼったくりもなりサービスを利用するようにしましょう。

そうすることで夜遅くでも安全に移動することができます。

注意2:過剰に親切な人たちには気をつける

セブ島では、多くの人が親切に接してくれますが、観光客を狙った詐欺やぼったくりも存在します。

一見親切そうに話しかけてくる人でも、警戒心を持って対応することが重要です。

Yuki
Yuki

私の姉家族がセブに遊びに来たときも、市場に連れていったのですが、試食を沢山してくれ、、フレンドリーだねと話していたら、最終的に高額なフルーツを買わされそうになったこともありました。

事前に相場を調べておくことで対策していくことも可能です。

注意3:ストリートチルドレンからの物乞い

セブ島では、ストリートチルドレンが観光客や留学生に近づいてくることがあります。

彼らにお金を渡すことは一見助けになるように思えますが、そのお金は正当に使われることは少なく、ドラッグ使用に回ることもあり得ます。

また、手を差し伸ばせば簡単にお金がもらえるということに慣れさせるのも本当の意味で彼ら彼女らのためにもならないのではないでしょうか?

難しい問題ですが、金銭は渡さず簡単な食べ物・お菓子くらいに留めるのがいいかと思います。またストリートチルドレンは決して暴力的な子たちはいないので安心頂けたらと思います。

注意4:ローカルのフィリピン人からの誘い

地元のフィリピン人からの誘いには親切心があることも多いですが、注意が必要です。

クラブで知り合った人・バーで知り合った人から後日誘いを受け、「実家が火事にあった..」「家族が病気でお金が必要..」と迫られたという声は良く聞く話です。

近年、美人局の事件も増えてきており、2024年フィリピン大使館から注意喚起もありました。ナイトクラブなどに留学生同士で行く場合には安易な誘いにはならないように十分気をつけましょう。

注意5:高価に見えるものは身に着けない

観光地であっても、高価なアクセサリーや時計は目立ってしまいます。

特に市内の歓楽街などに出向く際は、アクセサリーは学生寮の部屋に置いておき、シンプルな服装で出かけるのがおすすめです。

上手く現地に溶け込むような身なりのほうが安全性が高いと言えます。

トラブルに巻き込まれたときの対処法

ここまでセブ島の治安についてお伝えしました。トラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。

もしトラブルに巻き込まれた時の対処法についてアドバイスさせていただきます。

学校にすぐ相談する

もし留学中にトラブルに巻き込まれた場合、まずは通っている学校に相談しましょう。

例えばパスポートを紛失した際に学校に助けを求めれば、学校のスタッフは迅速に対応してくれます。

大使館への連絡や再発行の手続きをサポートしてくれることもあります。ほとんどの語学学校では日本人スタッフがいるため何か問題が発生したときにはすぐに相談をしましょう。

エージェントのヘルプデスクを利用する

留学エージェントによって現地サポートがある会社とそうではない会社があります。

ヘルプデスクを活用することで、学校が休みの土日や祝日、夜の時間帯にも対応をしてくれることがあります。

当社セブ島留学バディーのお客様の中にも、留学初日の深夜到着便でスーツケースの紛失(ロストバゲージ)の被害に合われた方がおり、通訳業務をさせて頂いたことも御座います。

保険としてこのようなサポートが入っているエージェントを選ぶのもおすすめです。

自分でできる一次対応も忘れずに

緊急時には、自分自身で迅速に対応することも求められます。

盗難やスリにあった場合

セブ島で盗難やスリに遭った場合、まずは安全な場所に移動し、直ちに警察に通報することが大切です。

クレジットカードなどの場合は、一刻も早く使用停止の連絡をする必要があります。

また、その他所持品に関して損害が合った場合には加入している保険会社にも連絡を入れる必要があります。
(参考:【本当に必要?】フィリピン・セブ島留学生必見の海外保険について|おすすめの保険会社も紹介

パスポートなどの場合はセブ領事館への連絡をすぐに行う必要もあります。語学学校と連絡が取れる状況であれば、まずはスタッフに相談することも必要です。


恐喝にあった場合

恐喝に遭った場合は、身の安全を最優先に考え、絶対に抵抗はしないようにしましょう。むやみに抵抗すると傷害事件などに発展してしまうリスクがあがります。

  • 使用していない古いスマホを何かあったとき用に持ち歩く
  • 現金を沢山持ち歩かない・カード類も最小枚数だけ持ち歩く

といった被害を最小限にするための入念な工夫をしている人もいます。

事情を詳しく説明できるように事件後は、警察に連絡を入れ被害届を提出することも必要です。

一人で夜に出歩かない・人気が少ないところを歩かないという当たり前のことを徹底すれば恐喝に会うリスクはほぼなくせます。

まとめ

今回は、これから留学を控えている方・検討中の方が気になるセブ島の治安について解説しました。

首都マニラではまだまだ不安視の声が大きいですが、セブでは基本的な注意事項を守ることで安心して留学生活を送ることができます。

もっと詳しく現地生活の実態について聞きたいという方は、無料で実施している留学相談にお越しください。LINEでのチャット形式でも受付けていますので気軽にメッセージください。

*当記事では、以下のサイトを参照しています。

▶フィリピン国家警察(Philippine National Police, PNP)
▶フィリピン観光省(Department of Tourism, DOT)
▶在フィリピン日本大使館


この記事を書いた人
Yuki Tahira
執筆者田平優貴
監修元セブ島留学バディー
略歴セブ島留学を経験後、セブ島の語学学校スタッフとして勤務。
現在はセブ島現地に拠点を構えるセブ島留学専門エージェントとして、最新情報の提供に努めています。
セブ移住のサポート企業でもあるため、現地生活・治安にも精通しています。
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