- セブ島留学は社会人にとって本当におすすめなの?
- 学生が多いイメージだけど、大丈夫?社会人ならではの注意点とかある?
- 20代後半〜40代、50代のビジネスマンにおすすめの学校は?
こんな疑問をセブ島留学・フィリピン留学を考えている人からよくお聞きします。
記事を書いている私は当時20代後半で社会人として会社を辞めてセブ島留学を経験し、その後現地の語学学校の日本人マネージャーとして数多くの留学生の方を見てきました。
社会人の語学留学は、留学資金を全て自分で出している方が多く、英語学習への真剣さや本気度が違うため、成長度合いも高い傾向にあると感じます。
そこで今回は、社会人でフィリピン留学・セブ島留学を検討している方に向けて以下の内容を解説していきます。
本記事の内容
- セブ島留学が社会人からも人気を得ている理由
- 社会人やビジネスマンだからこそ気をつけて欲しい注意点
- 【2023年度最新版】社会人やビジネスマンにおすすめの学校
最後までお読みいただくことで、社会人(ビジネスマン)でも安心して留学にチャレンジできること、大人ならではの注意点について深く理解して頂けます。
フィリピン・セブ島留学が社会人に人気である6つの理由
フィリピン セブ島留学が社会人にとっておすすめな理由は6つほどあります。
まずは結論から⇣
- 費用がリーズナブルだから
- 日本からの距離が近いから
- 時差が少ないので仕事もできるから
- 短期集中でがっつり学べるから
- 社会人向けに作られた学校もあるから
- セブ留学が人生の転換期になり得るから
ひとつずつ深掘りして説明します。
理由1:費用がリーズナブルだから
社会人でセブ島留学をする人は、ご自身の貯めたお金で留学をされる方が多いです。そんな中、なるべく低予算で留学を実現できることはメリットになります。
世界の中で英語留学先として最もリーズナブルに留学できるのはセブ島(フィリピン)です。
2023年現在、物価は上がりつつありますが、それでもなおフィリピンの留学費用は安いです。
▼1ヶ月の費用比較|セブ島留学 VS 欧米留学
セブ島留学では、1ヶ月で概ね25〜35万円程度で実現できますが、欧米圏での留学の場合、現地の物価や滞在先 / 食費などを加味すると40〜50万円程度にかかってきます。
つまり1ヶ月あたり約15万円程度の差が生まれます。現地の生活費や買い物代などの詳細も入れていくと、この差はもっと開きます。
また飛行機のチケットについても、欧米圏に行くよりもセブ島(フィリピン)に行くほうが安く抑えられます(最安値の場合、片道2万円台もあります)
費用の詳細については以下の記事も参考にしてみてください。
理由2:日本からの距離が近いから
距離が近い、すなわち飛行機での渡航時間が短いという点も忙しい社会人にとってはセブ留学が人気な理由です。
また、ご年配の方・シニアの方にとっても渡航時間が短いことは体力的にも嬉しいポイントです。
日本から諸外国の渡航時間
- アメリカ:10〜12時間
- カナダ:9〜10時間
- オーストラリア:8〜10時間
- マルタ:15〜17時間
- フィリピン・セブ島:5時間
セブ島(フィリピン)の場合であれば、もし何かのトラブルで緊急帰国が必要となった際にもその日に朝の便に乗れば、お昼過ぎには日本に着くことができます。
理由3:時差が少なく仕事もできるから
社会人で留学に来られる方の中には、「隙間時間を見つけて仕事をされたい方」、「レッスン終わりに仕事をしたい方」もいます。
日本との時差は1時間のため、日本にいる場合と同じ時間感覚で日本側とチャットやメール、zoomのミーティングなどをすることが可能です。
Yuki
当時、学校で出会った社会人留学生の方はレッスンコマ数を4コマ程度の少ないコースにされていて、夕方以降や朝の時間に仕事をしている方もいました。
仕事をしながら留学なんて厳しそう…というイメージがありますが、実際に上手く両立されている方もいます。
日本と諸外国との時差
- アメリカ:±13時間
- カナダ:±13時間
- オーストラリア:±1時間(サマータイムは2時間)
- マルタ:±7時間
- フィリピン・セブ島:±1時間
理由4:短期集中でがっつり学べるから
セブ留学は短期集中が醍醐味です。そのため、1日のレッスン数は7コマ以上(マンツーマン5コマ、グループレッスン2コマ)などが当たり前のように行われます。
1コマ=50分が一般的で、1日7コマの場合、1週間で約30時間英語のレッスン環境に浸ることができます。
留学期間が1~2週間・4週間以下の社会人/ビジネスマンは、8コマや9コマなどレッスンを詰め込む方もいます。
またスパルタ校と呼ばれる区分の学校に行くと、門限が厳しかったり単語テストが必須だったりするなど、厳しい環境に身を置くことで短期間で英語力の底上げが期待できます。
理由5:社会人向けに作られた学校もあるから
セブ島には大小含め30以上の学校があります。中には学生向けをメインに運営している学校や親子・キッズ向けに特化した学校もあります。
そんな中、社会人・ビジネスマン・個人の大人向けを対象に作られている学校があります。
具体的には大学生の受け入れをNGとしていたり、内部寮のクオリティを上げたり、wifi環境の良さにこだわっていたりなどです。
その他にも、午前中だけでレッスンが終え午後は仕事ができるように配慮したプログラムを持つ学校もあります。
▶社会人・大人向けにおすすめの学校一覧はこちら
理由6:人生の転換期になり得るから
社会人で留学をしようとしている方の中には、
- 仕事を辞めて留学を決意したので、何か将来に活かせるチャンスを掴みたい
- キャリアアップのきっかけをつくりたい
- 新しい発見や人との出会いなどで人生を好転させたい
このように思っている方もいるのではないでしょうか?
社会人ほどこのような現状への不満足感や不安感が強い人が多いように思います。だからこそ、1日1日の留学生活を余すことなく使い切り、人生の変化のきっかけを使いやすいのではないかと思います。
Yuki
実際に私も脱サラをして仕事を捨て、セブ留学をしました。新しい人との出会いや目新しい環境にふれたことで、当時は想像もしていなかった海外で就業するという選択をし、退職後に起業をするという人生とキャリアに大きな変化を起こすことができました。
セブ留学中の出会いについては、【恋愛以外もあり】セブ島留学で期待できる出会いの種類と抑えてほしい注意点にて解説しています。(作成中..)
数字で見るフィリピン・セブ島での社会人留学生の割合
ここまでフィリピン セブ島留学が社会人に人気である理由をお伝えしました。
実際に社会人としてセブ島留学・フィリピン留学をしている人の割合を数字で見てみます。
以下はセブ島留学バディー提携先の海外デュアルライフメディア調べによるデータです。
- 大学生:38%
- 社会人:44%
- シニア:3%
- 親子/キッズ:15%
留学は大学生など若い学生がするもの?というイメージが強いですが、前述の通り時差の少なさ・日本からの距離の近さ・短期集中がコンセプトのセブ留学ということも影響し、全体の約40%以上が社会人と推測される20代中盤〜50代以上が占めています。
Yuki
私が当時社会人で留学したときも、学生は当然多かったですが、一方で他の国籍も含め看護師や医師の方、脱サラして来ている方、転職の合間で来ているビジネスマンの方などがいました。
社会人留学は決して珍しいものではなく、むしろグローバル化が進む世の中だからこそ英語学習のニーズが既に就職して働き始めている人にとっても需要が高まっている証と言えます。
社会人でフィリピン・セブ島留学をする際の注意点
ここまで社会人としてセブ島留学をする場合のポジティブな側面を見てきました。
とは言え、社会人として来るのであれば気をつけて頂きたいこと・事前に想定すべき注意点もいくつかあります。
渡航してから大きなギャップを感じないよう、是非チェックしてみてください。
若い学生による賑やかな雰囲気がある
数字で見るセブ島での社会人留学生の割合の通り、大学生などの若い方が全体の約40%を占めます。
既に働き始めている大人にとっては、若い人たちで賑やかな雰囲気は少し苦手です..という方もいるかもしれません。
しかし前もって計画的に準備をし、学校選定と留学時期を誤らなければ、社会人でも英語学習に集中できる環境を整えることが可能です。
▶参考:社会人におすすめの学校一覧
Yuki
当時私も社会人として肩身が狭い思いもしましたが、意外と年上のことを慕ってくれる大学生や若者もいて、仲良くできることもあるため、あまり神経質に考えすぎる必要はないかもしれません。
wifi・インターネット環境は良いとは言えない
セブ島があるフィリピンは発展途上国です。インフラの整備が進んでいる国とは言えません。
フィリピンはアジアの中でもインターネットの速度が遅い国と言われています。
大雨や強風になると通信が不安定になったり平日の夕方以降は多くの人が集中的に利用する時間帯なので、繋がりにくくなることもあります。
特に内部寮の場合はこの問題が起こりやすいと言えますので、wifi付きの学校であっても過度な期待はしないようにしましょう。
どうしてもwifi環境を重視する方は、以下のような対処法もあります。
- 学校が提携するホテル寮・コンドミニアム寮に滞在する
- wifi環境の安定性を売りにしている学校を選ぶ
- ポケットwifiなどを現地で購入する
何かと制限が多い(門限・寮内での飲酒禁止)
セブ島留学では、安全性や勉学に影響を及ぼさないようにするためなどの観点から門限が設けられていたり、寮内での秩序が乱れないようにするために飲酒等の禁止をルール化している学校が多くあります。
社会人にとってはルールや規則で縛られるのはうっとうしいと感じる方もいるかもしれません。
しかし、このような社会人・大人の方に向けて門限を設けずに自由な校風で運営されている学校もあります。
学校のレッスン以外はなるべく自由で快適に現地生活を送りたいという方はご要望をお問合せフォームよりお知らせください。ご希望に合わせたスクールを提案させていただきます。
複数人部屋しか空いていない場合もある
内部寮に入る場合には、1人部屋・2人部屋・3人部屋・4人部屋から選ぶのが基本ですが、一番人気な部屋タイプは1人部屋です。
どの学校も1人部屋は数ヶ月前から埋まり、人気校になると半年先でも予約が取れないということが起こり得ます。
その場合の選択肢としては複数人部屋に入るか、やや割高な外部寮としてホテルや家具付きのコンドミニアムを選択することになります。
価格はなるべく抑え、1人部屋がいい!という方はお早めの検討をおすすめいたします。
フィリピンで社会人・大人におすすめの語学学校3選
ここまで社会人としてセブ島留学をする上での注意点についてお伝えしました。
注意点を踏まえた上で社会人やビジネスマンなどの大人の方におすすめしたい学校を厳選いたしました。
現地視察をもとに、以下のポイントを重視してピックアップしています。
- Wi-Fiが比較的安定している
- 若者が少なめ
- 施設が綺麗
- 社会人向けを謳っている学校やキャンパス
- コワーキングスペースも完備
社会人でも留学しやすい語学学校の完全版は、【28選】セブ島留学で社会人におすすめの語学学校を一挙に紹介でもご覧頂けます。
MeRISE
フィリピンのセブ島にある社会人特化型のスクールとして有名な学校。セブ中心街にあるためどこに行くにもアクセス良好。
社会人を対応してきた日本人スタッフの対応の安心感も評価Good。
注意点
- 日本人比率がほぼ100%のためフィリピン人講師以外の外国人との交流は望めない
- 食事に関して、基本プランには朝食しか含まない
CLC
フィリピンのセブ島にある4つ星ホテル内に校舎が入っているちょっぴりラグジュアリーな滞在も可能な学校です。
ビュッフェのクオリティーが高く、ジム、サウナ、スパ、スカイラウンジバーなども完備されていてストレスフリーな環境。
注意点
- 日本人比率がほぼ100%のためフィリピン人講師以外の外国人との交流は望めない
- 食事に関して、平日は朝食・昼食のみ / 週末は朝食のみ付いている
CELLA premiumキャンパス
こちらもセブ島にある学校で、元々ホテルだった場所を学校が買い取り学校としてリノベーションをした学校。
内部寮型のスクールですが、ベッドが厚くゆったり休むことも可能。日本専用のストアも徒歩圏内にあるため、安心感あり。
BECI cityキャンパス
セブ島ではなく、フィリピンのバギオというエリアにある学生は留学NGの学校。施設の綺麗さは高く、勉強に集中できる空間が魅力。バギオはセブ島は違い気候が涼しく観光地としても有名で、暑いところは少し苦手という方にもピッタリ。
レッスンコマ数を少なめにしたり、午前中だけに集中させるなどフレキシブル対応も可能。
オンラインミーティング専用ルームがあったりと仕事もしなくてはいけない社会人には嬉しい施設。
BECI cityキャンパス|社会人向け評価スコア
注意点
- セブではないため、海が大好きという人には不向き
- 涼しい気候のため冷房いらずだが、薄手の長袖が必要
まとめ:社会人のフィリピン・セブ島留学
今回は、社会人やビジネスマンとしてフィリピンのセブ島留学を検討されている方向けに、人気の理由や注意しておきたいポイント、おすすめの学校をお伝えしました。
2023年以降、コロナが終息に向かうに従い現在では入国制限もなく通常通りに留学が可能となっています。
コロナ前のように需要が戻ってきており、空室状況の兼ね合いで希望の学校に留学できないという方も増えてきています。
ご希望の学校で留学するためにもお早めにご検討をください。
セブ島留学バディーではご要望をお伺いし、一人ひとりに合わせた最適な学校を提案させて頂いています。入学に関わるサポート料は0円で実施しています。
無料カウンセリング・御見積依頼などお気軽にお問合せくださいませ。