- フィリピン留学で本当にスピーキング力は伸びるの!?
- どんなことをしてスピーキングを伸ばすのか具体的に知りたい
- スピーキングを伸ばすならどこの学校がいいの?
日本人はリーディングは得意だけど、スピーキングが苦手..とよく言われます。
留学をしたからと言って、そんな簡単にスピーキング力は上がるの?と疑問を頂く方もいると思います。
記事を書いている私は、実際に英検3級レベルでフィリピンのセブ島にて2ヶ月間の留学をしたことがあります。
また語学学校の日本人マネージャーとしても多くの留学生の成長過程をみてきました。
そこで今回は、私自身の経験も含め以下の内容をお伝えしていきます。
本記事の内容
- フィリピン留学で本当にスピーキングは伸びるのか?
- 留学中は何をすることで「スピーキング強化」を目指すのか?
- スピーキング強化におすすめしたい学校
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フィリピン留学でスピーキングは伸びるの?
ここでは私が過去に2ヶ月間のフィリピン留学(セブ)の経験をもとにどのくらいスピーキング力が伸びたのかをお伝えしていきます。
Yuki
当初私の英語レベルは中2でとった英検3級で、自己紹介すら事前に単語や表現方法を調べないと口から英語が出てこない状況で、英語を聞くことや話すことが怖さでいっぱいでした。
海外旅行にもまともに行けない初心者レベルです。
そこから1日マンツーマンクラス5コマ・グループクラス2コマのコースを履修し、ほぼ毎日予習と復習をするようにしていました。
以上を続けた結果が以下の通りです。
- 最初の2週間では、まだスピーキングの成長は実感できなかった
- 1ヶ月終了時に、ようやく英語を話す癖や慣れを感じ、定形表現が自然に口から出るようになった
- 2ヶ月目近くには、単語力や文法のインプット量も増え、英語を話すことへの怖さがなくなった
- 卒業時には、校内のスピーキングテストでのスコアが入学時と比べ2段階ほどあがった
特に、英語初心者のうちは伸びしろが大きいため、1〜2ヶ月という留学期間でもスピーキングの成長を実感し、テストなどの数値としても結果に現れると言えます。
フィリピン留学で「スピーキング強化」ができる理由
フィリピン留学のスピーキング力が実際に伸びるのか?についてお伝えしましたが、スピーキングのスキルは何をしていくことによって強化されていくのでしょうか?
フィリピン留学の特徴と絡めながらお伝えしていきます。
まず結論としては以下の5要素がスピーキング力に寄与します。
- とにかく量をこなしていくこと
- 文法・構文の学習
- 単語のインプット
- 発音の矯正
- その他、ディスカッション・プレゼンテーション
一つずつ見ていきましょう。
◎マンツーマンレッスンによる圧倒的な「量」
スピーキング強化の源になっている最大の理由は、フィリピン留学の特徴でもあるマンツーマンレッスンが影響しています。
マンツーマンレッスンでは、グループレッスンとは違い、他の生徒が発言することはありません。
自分が話す努力を必然的に強いられるため、スピーキングの練習をする圧倒的な「量」が確保できます。
最初は、英語表現や単語が分からず、もどかしい思いもしますが、その都度分からない単語などを調べ、復習を重ねることで少しずつ話せる内容が増えていきます。
▶マンツーマンレッスンに関する詳細は、【注意も必要!】セブ島留学のマンツーマン授業はメリットだけではない|おすすめ校も厳選にて解説していますので、ご参考ください。
◎文法・構文の学習
スピーキング力を下支えする重要な要素の2番目は、文法と構文です。
文法は、必ずといっていいほどスピーキングには欠かせません。単語を並べればなんとなく伝わるということ言う人がいますが、必ず限界は訪れます。
基本文法を理解し、伝えたいことに合わせて単語を入れ替えていくことでスピーキング力が格段に上がっていきます。
また構文は、よく使われる表現や言い回しをまとめた塊となる文章のことです。この構文を覚えていくことで、口語的なコミュニケーションにおける表現の幅はグンと上がっていきます。
文法は留学開始前に事前学習として学んでおくと、留学そのものをより効果的なものにしてくれます。
詳しくは、【必須!?】フィリピン・セブ島留学前にやるべき5つの事前学習と勉強法でもお伝えしています。
◎単語のインプット
スピーキング力を下支えする重要な要素の3番目は、単語のインプット量を増やすことです。
スピーキングの場面で伝えたいことを表現しようとしても単語が分からなければ話しようがないからです。
簡単な単語で表現していくこともできますが、それでは頭打ちになってしまいます。
単語数・語彙数のインプット量を増やすことで確実にスピーキング強化に貢献していきます。
単語のインプットは文法と同じレベルで重要度が高いと言えますが、一つだけ大きな違いがあります。
それは、文法には数に限りがあるが単語は終わりが見えない(=数がもの凄く多い)ということです。
Yuki
授業中に出てきた知らない単語はすぐに調べ、復習し次回の授業で無理くりにでも使うということをしていました。
そうすることで反復になり記憶をしやすいです。
◎発音の矯正
フィリピン留学では発音の授業もあります。発音を後回しにする人も多いですが、口語的なコミュニケーションであるスピーキングの場では発音は重要なファクターとなります。
なぜなら、いくら正しい文法・正しい単語をつかえていても、発音が正しくないと伝わらない…ということが発生するためです。
そんな私も発音なんて後でやればいいやと、軽く捉えていました。今となってみるとその重要性を感じます。
レッスン中に正しい発音ができているかを講師に聞いてフィードバックをもらうことをおすすめします。
その積み重ねがスピーキング力UPにじわじわと影響を及ぼしていきます。
◎その他、ディスカッション・プレゼンテーション
フィリピン留学でスピーキング力の伸ばす期待ができる最後の要素は、ディスカッション・プレゼンテーションの授業です。
マンツーマン授業であれば講師とのディスカッションが求められ、グループ授業では生徒同士で対話があります。
また、一部のコースではプレゼンテーションも必要となるため、「話さなくてはならないシチュエーション」の中でスピーキングの練習をしていくことができます。
文法・単語・発音など学んできた内容を実践の場として使ういいチャンスとなり、緊張もあることからスピーキング力の強化が見込めます。
スピーキング強化のためのおすすめ校(フィリピン)
フィリピン留学はどの学校もマンツーマンが組み込まれているため、総じてスピーキング強化が期待できます。
ここでは、その中でも特にスピーキング力の強化に力を入れている学校を厳選してご紹介していきます。
1.BECI
BECIはフィリピンのバギオにある学校で、複数のキャンパスがあります。
カフェキャンパスでは、特に初心者を対象として発音とコミュニケーションの向上に特化した学習ができます。BECI独自の特別プログラムとして、発音矯正プログラムREHAB、 音声訓練プログラムPARROT、文法・スピーキング力向上プログラムSPEAKING PRESCRIPTIONが提供されます。
スパルタキャンパスでは、とにかく英語が話せるようにすることを目標に作られたスピーキングに力を入れているキャンパスです。
24時間英語を話す環境に身を置くために、「マルチナショナルクォーターポリシー(=各国籍比率のバランスを調整する仕組み)」を導入しています。これにより、生徒のスピーキング力を急速に向上させることができます。
またスパルタというだけあって、門限も厳しく平日(月〜金)の外出が禁止されているため、より学習にフォーカスした環境に身をおくことができます。
2.PINES
PINESはフィリピンのバギオにある学校です。PINESではスパルタコースと通常コースから選ぶことができます。
スパルタコースを選ぶことで夜7:00〜10:00頃までオプションクラスへの参加あるいは強制自習が課されます。
これにより短期的にスピーキング力の向上を目指します。
またバギオは自然に囲まれた環境のため歓楽街なども少なく、学校にいる時間も多くなります。必然的に他の留学生とのコミュニケーション量も増え、スピーキング力アップの機会をたくさん設けることができます。
3.CG academy
CG academyはフィリピンのセブにある学校です。
マンツーマンレッスンはもちろんのこと、グループクラスでは生徒数が最大4名となっています。
グループレッスンでも必ず自分が発話できる環境が提供されていることは嬉しいポイントです。
また全てマンツーマンのコースも用意されているため、とにかく短期的にスピーキング力を上げたいという人は選択してみてもいいかもしれません。
一部コースでは、毎朝の単語テストが必須となっているため、スピーキングを下支えする語彙力強化にも貢献します。
4.I.BREEZE
I.BREEZEはフィリピンのセブにある学校です。
人気コースであるPOWER ESLコースでは、1日6コマのマンツーマン授業に加え、グループ授業にてプレゼンテーションやディベートスキル向上のためのカリキュラムが組まれています。
これにより実践的なスピーキングのスキルアップを目指すことができます。
さらに、自由選択のスペシャルクラスも1コマ用意されており、ここでは発音と会話のスキルを学ぶこともできます。
予約がすぐに埋まる人気校ですのでご検討の際はお早めに。
5.EV academy
EV academyはフィリピンのセブにある学校です。こちらもセブを代表する人気校で、施設のクオリティも高いことから早期に予約が埋まります。
そんなEV academyは、施設だけではなくカリキュラム上でもスピーキング力のアップにも力を入れており、カリキュラムの種類も豊富のため、自分の学習目標にあったプログラムを選ぶことができます。
またオプションクラスとして流暢に話していくための単語 / 熟語 / イディオムを学んだり、ディスカッションやディベートクラスもあります。
元々、校則が厳しい学校だった背景もあり現在ではスパルタ規定・セミスパルタ規定の2つから選ぶことができます。
スパルタ、セミスパルタって何?という方は、以下の記事も参考にしてみてください。
6.Philinter
Philinterはフィリピンのセブにある学校です。2003年から運営をしている老舗校で名実ともに信頼性のある学校として知られています。
20023年に館内が大々的にリノベーションされたため、教室・寮も綺麗なため学習に集中しやすい環境です。
そんなPhilinterでは、短いスパンで生徒の英語力・スピーキング力を向上させるため、多くの1on1クラスが提供されています。
講師は生徒の強み・弱みをモニタリングし、カウンセリングなどを通じて授業への理解度や成長度合いを常に評価 / フィードバックしてくれます。
また日本人スタッフが現在4名いるため、英語学習で困ったことなども相談しやすい環境にあるのも意外と嬉しいポイントです。
スピーキングに関するよくある質問
- 初心者でもスピーキング力は伸びるの?
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初心者こそスピーキングの伸びしろは大きいです。日本人は読み書きは比較的得意な一方でスピーキングとなると急に弱くなる傾向があります。フィリピン留学ではグループクラスであったとしても少人数制であることも多く、話さなくてはならない状況を自然に増やすことができ、1ヶ月など短期だったとしてもレベルアップが期待できます。
- リーディングはそこそこ出来ます。でもスピーキングができません。どうしたらいいですか?
- リーディングができるということは基本的な文法・語彙力はあると言えます。あとは発音を意識しながら、とにかく口に出して話す「量」を心がけてください。授業内に限らず、他の外国人留学生との会話量も増やすことで英語をアウトプットできる場はあります。
- 周りの目が気になって英語を話すのが怖いです。どうしたらいいですか?
- どうしても周りの人がいる中で英語を話すことに気が引けるという方は、授業が全てマンツーマンレッスンで行われるコースを取ることができます。フィリピン留学ではグループレッスンも何コマか含まれるケースが一般的ですが、マンツーマンのみのコースを選ぶことで周りの目を気にすることなく集中できます。
- 留学中のスピーキングのレベルアップの度合いはどのようにして測ったらいいのですか?
- 語学学校では2〜4週間に一度、定期テストが実施されることがあります。このテストにはスピーキングのテストも含まれ、自分の現在地が点数化されます。入学時のスコアと比較することでレベルアップの度合いを知ることができます。