「英語力を短期間で伸ばしたいけれど、フィリピンの治安や生活環境が心配……」「寮の清潔さや水回り、食事は女性でも安心して過ごせるレベルなの?」
キャリアアップやリフレッシュのためにフィリピン留学を検討している女性の中には、このような不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
欧米に比べて費用を抑えられ、マンツーマン授業で効率よく学べるフィリピン留学ですが、日本とは異なる環境ゆえに、「女性ならではの視点」での学校選びが失敗しないための最大のカギとなります。
実は近年、フィリピンには「ホテル並みの清潔な施設」「万全のセキュリティ」「女性専用フロア完備」「ヨガやジムなどのウェルネス」といった、女性が快適に過ごせる環境を徹底した語学学校が増えています。
そこで本記事では、数ある学校の中から女性が安心して留学生活を送るためにチェックすべき5つのポイントと、それらを満たすおすすめの語学学校を厳選してご紹介します。
著者プロフィール
| 執筆者 | 田平優貴 |
| 監修元 | セブ島留学バディー |
| 略歴 | ・2ヶ月のセブ島留学を経験後、セブ島の語学学校マネージャーとして勤務 ・業界歴7年目 ・セブ島現地に拠点を置くエージェントとして累計1,000名以上の留学相談に対応 |
女性でフィリピン留学する5つのチェックポイント
女性でフィリピン留学を検討する際に、事前にチェックすべきポイントは5つあります。
- 🛡️ 学校のセキュリティ対策
- 👯♀️ 周辺環境・生活の利便性
- 🏠 宿泊施設の快適さと清潔さ
- 📚 講師・カリキュラムの質と柔軟性
- 🧘♀️ 滞在中の付加価値・女性向けプログラム
詳しく解説していきます。
学校のセキュリティ対策
まずは学校内のセキュリティ体制が整っているか事前に確認しましょう。
- 24時間体制の警備員が配置されているか
- 防犯対策としてCCTV(監視カメラ)の設置はされているか
- 学校敷地内への部外者の立ち入り制限の厳格さがあるか
- 門限や外出時のルールがあるか(スパルタ校などは特に厳しく管理されている)
これらの点を留学カウンセラーに事前確認することで、その学校の校内における安全性を知ることができます。
周辺環境の安全性・生活の利便性
学校内だけでなく外の環境にも気をつけなくてはなりません。フィリピンは海外であることを決して忘れないようにしましょう。
- 立地環境は人通りが多いか、学校周辺の治安はどうか
- ショッピングモール、カフェ、レストランへのアクセスが良いか
- リゾート感・リフレッシュできる環境があるか(海が近い / オーシャンビュー、プールやジムの有無など)
- 日本人スタッフの常駐とサポート体制(体調不良やトラブル時に日本語で相談できるか)
放課後や土日などは外出する場合も多いため、これらの視点も加味しながら学校選びを検討してください。
宿泊施設の快適さと清潔さ
女性の中には滞在料や宿泊施設の綺麗さや清潔さを重視される方も沢山います。
フィリピンは日本ほどの綺麗さは望めませんが、事前に確認しておくことで渡航してからのギャップを少なくしていくことができます。
例えば以下のような点をチェックポイントとして見ておきましょう。
- 施設の築年数やリノベーションの有無
- 女性専用フロアの有無
- 部屋タイプと設備(シャワー・トイレの数、水回りの清潔さ、冷房の効き具合、ホテルタイプ・学生寮タイプ・コンドミニアムタイプかなど)
- Wi-Fi環境の質
日本と同じクオリティを求める方もいらっしゃいますが、フィリピンは未だ発展途上にある国で建築や塗装の基準は日本よりも劣ります。綺麗な学校があるのは事実ですが、過剰な期待は避けるのが無難です。
どうしても滞在先が不安な方はホテルタイプの宿泊先を提供する学校を選ぶのが安心です。
講師・カリキュラムの質と柔軟性
講師・カリキュラムの質も、セキュリティや生活環境と同じく重要となります。以下のポイントを確認しておくと安心です。
- 講師の質(講師の採用基準の厳格さ、経験年数など)
- マンツーマンレッスン主体のカリキュラムか
- カリキュラムの柔軟性(途中でコース変更や授業のカスタマイズが可能か)
その他、女性ならではの付加価値の有無
その他、女性に嬉しいサポート体制や付加価値を感じられる学校であるか否かも留学先を選ぶ上で重要なポイントになります。
- 女性スタッフ / 保健室の有無
- 女性特有の悩みに対応できるカウンセリング体制
- ヨガ、ズンバダンスなどのアクティビティの有無
- 食事の質(サラダやフルーツ類も豊富かなど)
細かいかもしれませんが、事前にチェックしておくことで安心した留学生活を送ることができます。
女性におすすめなフィリピンの学校一覧
女性におすすめなフィリピンの語学学校をエリアごとに紹介していきます。
セブ島・マクタン島・クラーク・バギオに分けています。エリア詳細は、フィリピン留学は【7つの都市】から選べる!エリア別の特徴を徹底解説 よりご確認いただけます。
セブ島 中心エリアの特徴
- フィリピン留学と言えばセブ島と言えるほど学校の数が最も多い都市
- 繁華街が多く、利便性が最も良いエリアのため生活には困らない
- 1時間圏内に観光地やリゾートエリアも点在するため土日も暇なく過ごせる
- 留学先選びに困ったら「まずはセブ島から選べは問題なし」と言える場所
CELLA premium
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
CELLA premiumはセブ島の中でも最も利便性が高いエリアにある社会人・女性ににも人気の学校です。元々ホテルを改築した作りとなっており快適性は高めです。
CPI
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
CPIはセブのラホグという高級住宅街なども広がるエリアで山岳エリアに向かう途中に位置する学校です。しっかりと学びたい女性にも人気です。
English Fella2
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
English Fella2はセミスパルタでバンラスの取れた人気校です。施設が広く開放的なキャンパスでコストパフォーマンスが高いのも魅力です。
EV Academy
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
セブの大型で人気のキャンパス。スパルタ〜セミスパルタ環境で英語漬け生活が可能。国際比率もバランスが取れており、立地も優れています。
GLC
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
GLCは日系のスクールかつ大規模校の一つです。ebookを使用していることも特徴的で、コースも豊富で多岐に渡ります。日系のため安心感も◎
I.BREEZE Prime
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
I.BREEZEはプライムキャンパスは様々なショッピングセンターへのアクセスが優れいてる好立地で都会的な語学学校で綺麗さも魅力です。
PILA
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
PILAはセブ市のITパークという経済の中心に位置する利便性抜群・綺麗さもホテル基準となり生活面において申し分ない環境です。
QQ English(ITパーク校)
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
QQ Englishは日系で最大規模の学校です。当キャンパスはセブの中でも利便性が最も高いITパーク内にあり、生活の不便さを感じさせません。
リゾートエリア(=マクタン島)の特徴
- フィリピン屈指のビーチリゾートとして有名なエリア
- セブ空港へのアクセスが良いのも嬉しいポイント(主要エリアまで車で15分)
- 街の開発も進んでおり、新しい学校も続々と誕生している注目エリア
CIA
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
CIAはフィリピン留学を代表する老舗校かつ綺麗さもホテル並みの実績豊富な学校です。2022年に新規移転し、規模感もセブ最大級です。
B’Cebu
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
B’Cebuはバギオエリアの名門校BECIがセブにオープンした学校です。建物自体もまだ新しく、リゾートエリアにある学校の中でも最大規模です。
Cebu Blue Ocean
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
Cebu Blue Oceanはマリバゴという落ち着きを残しつつも利便性が高いエリアにある学校です。総合的な評価も高く女性からも人気です。
QQ English(ビーチフロント校)
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
QQ Englishは日系で最大規模の学校です。マクタン島にある2ndキャンパスは治安の良さ、海へのアクセスも良く、施設基準が高いのが特徴。
Joyful
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
Joyfulは親子や女性向けに作られた学校です。ホテル型の滞在先は初めての海外でも安心で、食事の質は非常に高いためおすすめです。
欧米人が多いエリア(=クラーク)の特徴
- 首都マニラから車で2時間ほどの距離にある都市(成田→クラークの直行便あり)
- リトルカルフォルニアと呼ばれるほど欧米人が多く住むエリア
- ネイティブ講師によるマンツーマンレッスンが受けられるのが醍醐味
- 自然に恵まれている町だが、アンヘレスという地区では歓楽街もあり
WE ACADEMY
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
広大な敷地面積を持つ学校です。ジム、プール、打ちっぱなしゴルフ場など開放的で、周辺の治安も良く費用も安いため人気校の一つです。
CIP
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
クラークエリアの代表校です。住宅街の中にキャンパスがあり治安の良さが高いと言えます。真面目に英語に取り組む生徒も多くアットホームさが◎
Talk Academy
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
クラークの経済特区内にあるTalk Academyの治安の良さはトップレベルと言えます。コンドミニアムタイプの滞在先は綺麗さも抜群です。
EG Academy
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
クラークエリアの代表校です。ネイティブのマンツーマン授業が受けられるのが魅力で、食事にもこだわりを持たれています。
バギオ(避暑地)の特徴
- 平均気温22℃、年間を通して涼しいためエアコン不要なエリア
- フィリピンの軽井沢と言える保養地的な存在のため、フィリピンの中でも治安がいい
- 成果にコミットする元祖スパルタ式の学校が集中する都市(*半日コースもあり)
- 歓楽街がほぼなく、誘惑なく「しっかり学びたい」という人にはおすすめ
A&Jメイン
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
A&Jはバギオを代表する老舗校の一つです。ペンション型のキャンパスは落ち着きのアットホームさを感じるため、騒がしい所が苦手な方にもピッタリ。
A&J eco
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
A&J ecoキャンパスは治安のいいバギオの中でも最も広大な敷地を持つ学校です。森林リゾートという呼び名がピッタリな伸びのびとしたキャンパスです。
JICチャレンジ校
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
JICチャレンジ校は治安・安全性がトップレベルのバギオエリアを代表する学校です。一般英会話・IELTS対策専用のキャンパスで、女性人気も高いです。
JICプレミアム校
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
JICプレミアムは大人にも人気の広々としたキャンパスを持つ高評価な学校です。高原エリアにあり施設も充実していて快適に過ごせるのが魅力。
PINES
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
PINESはバギオエリアを代表する名実ともに揃った人気校です。バギオの中でも一番のキャパシティを誇り他の国籍との交流も期待できます。
BECI EOP
| セキュリティ体制 | 24時間、警備員常駐 |
| 周辺の治安 | |
| 利便性 | |
| 施設の綺麗さ | |
BECI EOPキャンパスは100% EOP Policy(母国語禁止ルール)が導入されている学校で、規模感もコンパクトなため落ち着いた環境です。
女子留学に関するよくある質問
女性のお客様から留学のカウンセリングでよくいただく質問にお答えします。
- 女性のフィリピン留学で気をつけるべきことは?
-
基本的には「夜間の単独行動を避ける」「華美なアクセサリーや高価な持ち物は控える」「露出の激しい服装は避ける」といった海外での基本的な防犯意識を持つことが大切です。また、流しのタクシーではなく、Grab(配車アプリ)を利用することをおすすめします。
- 女性と男性の部屋は分かれていますか?
-
はい、基本的にどの学校も学生寮の部屋は男女別です。学校によっては、フロアごと、あるいは寮の建物ごと男女に分かれているところもあります。カップルや夫婦での留学の場合のみ、同室利用が可能な学校もあります。
- 女性でも安心して留学できるエリアはありますか?
-
セブ島やマクタン島のリゾートエリア、欧米人が多いクラーク、または高原都市「バギオ」などは比較的治安が安定しており、女性の留学生も多いエリアです。特にバギオはタクシーでもボッタクリがほぼないと言われるほど治安が良い地域です。
- 部屋の清掃はしてくれますか?
-
はい、ほとんどの語学学校では週に2回程度のハウスキーピングと洗濯サービスが含まれています。自分で掃除をする手間が省けるので、勉強やリフレッシュに時間を使えます。
- ヘアドライヤーは部屋に付いていますか?
-
学校によりますが、備え付けられていないケースが多いのが現状です。現地で購入するか、海外対応のドライヤーを持参することをおすすめします(日本のドライヤーは電圧が違うため変圧器が必要です)。
- 食事面で気にすることはありますか?
-
学校で提供される食事やフィリピン料理は脂っこいものや味が濃いものもあります。胃腸が弱い方・栄養面が気になる方は、整腸剤やサプリメントとしてビタミン剤なども持参しておくと安心です。また日本からインスタント味噌汁などを持参される方もいます。
- セキュリティボックスなどはありますか?
-
多くの学校で、各部屋のクローゼット内に鍵付きの引き出しやセキュリティボックスが設置されています。ただし、念のため南京錠を日本から1つ持参しておくと便利です。あるいはスーツケースをセキュリティボックスとして使うのも方法です。
女性でフィリピン留学をご検討の方!当社へ相談ください
本記事では女性のフィリピン留学に関して学校選びのポイントやおすすめ校を紹介しました。
学校選びはカリキュラムや滞在先・施設や講師の質、費用など確認するポイントが多岐に渡ります。そのため実際に現地を視察している留学カウンセラーから話を聞きながら決めていくのがおすすめです。
セブ島留学バディーではサポート料無料にて事前のカウンセリングやチャット相談・学校紹介・入学手続きをワンストップで行っています。お気軽にご相談くださいませ。
この記事を書いた人
| 執筆者 | 田平優貴(セブ島留学バディー代表) |
| 略歴 | 2ヶ月のセブ島留学を経験後、セブ島の語学学校マネージャーとして勤務。業界歴7年目。 セブ島現地に拠点を置くエージェントとして累計1,000名以上の留学相談に対応中。 セブを中心にバギオ・クラークなどフィリピン留学の主要エリアの最新情報の提供に努め、学校選び・留学生活のノウハウを発信しています。 |
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